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log 松本 2月17日18日/2023

東京の都市部を特急あずさが走っている。新宿駅で買った鳥飯とおーいお茶飲みながら食べている。こんな場所を電車に乗って通過するのは初めてかもしれない。あずさと言ったら長野!。そこへと向かっているわけ。そう今日は松本旅行に出た。松本と言えば北アルプス?。いや今日は山行はしない。こんな季節に北アルプスなんかに入ったら、自分のレベルでは必ず死ぬ!。単に遠くからでもいいからアルプス見たい。そんな動機?。今日は松本観光して明日は穂高駅近くの穂高神社に詣でて。明日帰る計画。電車で一泊の旅なんて初めてだ。いつも弾丸だからね。八王子が近づいてくると山々も迫ってくる。おまけに想定外の富士山まで拝める。すごいな中央線。高尾山へやって来る時に利用する八王子駅。いつもあっちに行けば甲府や松本なんだよな。と憧れの心持ちで下り方面を見つめていた。今日はその憧れの地に行けるだ。テンション爆上がりだー‼️。八王子過ぎると高尾山周辺の山々に入ってトンネルの連続。関東平野から抜け出す。右手にいつも通っている中央道が並走している。高速が上であずさは地の底を走ってる感じ。大月過ぎると山はスケールアップしてくる。あのデカいのが大菩薩嶺かな?。と探してみるがイマイチどれかわからない。そしてブドウの棚が見え始める。平野に出る。甲府盆地に入ったな。ほったらかし温泉が遠くに見えるな。あんな場所にキャンプ場あるのか。あんなとこでキャンプやったら楽しいだろうな。そしてはるか向こうに頂きが真っ白になっ八ヶ岳が姿を表す。さあこれからいよいよ山岳の核心に入っていきます。いつの間にか左手には南アルプスの巨大な山塊が。猛々しい甲斐駒ヶ岳に鳥肌が立つ。絶景を両脇に見せながらあずさはドンドン進む。鉄道脇の地面にも白い雪が見え始める。外は寒いんだろうな。茅野も過ぎれば松本圏内ももうすぐだ。けっこうあっという間だったな。見るもの全てが新鮮で飽きることがなかったからかな?。いよいよ北アルプスとの御対面。
松本駅に到着。着いたら何かあてがあるかというと何もない。改札を出たら?。とりあえず松本といえば松本城ということで松本城の方に漠然と進む。土地勘は完全にアウェーなんだけど、なんとか松本城に近づいているんじゃないかと不思議な自信。大きな交差点出ると道の向こうに四柱神社という看板のある神社をみつけた。風格もある社なのでお詣りしていくことにする。松本お邪魔します。よろしくお願いします。御朱印もいただいて。この神社出ると、松本城への道はまっすぐ近づいているみたいだ。まもなく雄々しい真っ黒な松本城の勇姿。城になんてほぼ関心を持っていなかったけど、このフォトジェニックな城郭には驚きだ。さらに背景には北アルプスが。超主役級が揃った松本市。その魅力は超弩級なのかもしれない。迷うことなく入館料払って城に入って行く。んん?。入り口に人がけっこう並んでいるな。ふだんならパスするけど、ここはしっかり頑張って観光していこう。ちょっとの時間で入城できた。土足厳禁。もらったビニール袋に靴を入れてピカピカの床を進む。そして、階段を登って順々に階をあげていく。この階段、アルプスの麓の城だけあってかなり急。下りは大変だろうなあと山登りしている時みたいな心配してる。最上階に到達。北アルプスや美ヶ原。360度の絶景。ほんとここは国の宝だな。それにしても、靴下お通して床の冷たさが耐え難い。これはそうそうに降りて靴履きたい。絶景に浸るのもそこそこに開花に降り庭の散策。掘に白鳥が優雅な泳いでいる。さて、次はどこ行こうかな?。まだ12時だ。時間はまだまだある。とにかく、行きたいとこ先にいってしまおうかな。それなら、スーパーツルヤ。まったく観光っぽくないけど長野に来たらここ外せない。Googleでツルヤの場所を調べておいた。歩けるかなと思ったけど、やっばりけっこうあるな。でも歩くのはいつものことだから。ま、そこまで歩くってほどじゃないぐらいで北アルプスをバックにしたツルヤが見えて来た。さあ、今夜はここでつまみ買ってホテルで宴会だ!。
一通り買い物楽しんで松本駅に戻ってきたもう3時近い。ツルヤでずいぶん長いこと時間使ったかも。王将で食事してホテルにチェックイン。荷物下ろしてコンビニにビールやら明朝のパンやら水の買い出し。そういやホテルにドリンクの自販機あったけど。きっとコンビニの方が安いからいいや。部屋に戻ってしばらくゴロゴロ。それなりに疲れたな。しかしこの部屋は10階。北アルプスに面してるんだ。穂高岳見える。それだけでも松本に来た甲斐がある。風呂に入ってテレビ見て宴会するか。刺身。ヤンニョムチキン。細巻き。キュウリのピリ辛漬け。それと大雪渓生酒。穂高岳の夕暮れ見ながらの酒宴。なんて贅沢なんだ。
朝5時目を覚ます。ああ、ここは家じゃないんだ。松本で目を覚ましたんだという幸福感に包まれる。カーテンをめくってみるとまだ街は闇に包まれている。テレビつけてグダグダ過ごす。昨日買っておいたパンと水で朝食。9時前にチェックアウト。松本駅てコインロッカーにリュック預けて、切符買って大糸線。これから穂高へ向かうつもり。この松本駅、ホームに電車が入ってくると、ま〜つもと〜♪。ま〜つもと〜♪。と、こぶしが入る。こんなフレーズ聞いたのいつ以来だろう。列車は出発。動き出す。ここで迂闊にも山側に背を向けて座ってしまった。北アルプスの大パノラマが背中で繰り広げられているのだ。みんなの視線がそちらの方を向いている。くー、いいや帰りはこっちを向いて乗ろう。松本市内を出ると広大な田園地帯。安曇野らしい風景だ。30分ほどで穂高駅に到着。以前は穂高とか標識に出て来ただけで、興奮&感動していたのに、今日はその地に実際に足をおろすわけだ!。小さくて可愛い駅舎のバックには北アルプスが聳え立っている。どんな風景も凄まじいものに変えてしまう北アルプス。やっぱり千両役者だな。駅から出るとすぐに穂高神社がある。まだ道に凍った雪が残っていて、ぼんや歩いていると滑って転んでしまいそう。穂高神社の鳥居をくぐる。ここが上高地にある奥社の本体かと思うと感慨深いものがある。それにしても美しくて立派な神社だ。御守りと御朱印をいただく。境内の散策と一通り写真と動画の撮影。さて、穂高の観光はこれで終わり?。それじゃあんまりだよ。
さっきの列車で風景は眺められない間Googleでいろいろ検索してたんだ。最近美術館とか行ってなかったから、美術館にでも行ってみるか。おあつらえ向きに碌山美術館というのがあった。なんか素敵な建物で目を引かれただけで展示物の内容なんてよく見てもいない。穂高神社から北アルプスを眺めながら北へしばらく歩く。ほんと山々を眺めて歩けるならどんだけ歩いても苦にならないほどだ。こんな場所に生まれ育った人は何かしら環境から得た特性があって自分たちとは違った何かを備えているんじゃないか?。まあ、別のどこかで生まれた人だってそうだろう。。。だけどね???。しばらく歩くと禄山美術館への道標が現れる。その道なりに行くと踏切。運良くというか、さっき乗って来た大糸線の電車が通り過ぎて行く途中だ。カンカンという音を聞きながら遮断機の前で電車を見送るのも楽しい。電車が通り過ぎていき踏切を渡ると、そこに禄山美術館の看板。中に入って行く。さっきネットで見た。美しい建物がちゃんと建っている。窓口で入場券を購入して中に入っていく。展示館は四棟あって、最後に休憩室があってそこでは薪ストーブを焚いているので暖をとっていってくださいと案内された。薪ストーブか。それは興味惹かれる。さあ、それよりこの美術館は何が展示されているんだ?。まずは受付でもらったパンフレットの表紙にもなっている素敵な建物のドアを開ける。そうか、彫刻なんだね。ロダンを思わせるような力強い金属の塊が陳列されている。入り口のドアの上にはステンドグラスが設られていて透過した柔らかな光の彩りが美しい。ここでパンフレットを開いてみる。禄山という画号の荻原守衛という彫刻家と禄山に関係深い芸術家の作品を収集した美術館ということだ。日本の近代彫刻なんて高村光雲ぐらいしか知らないし、この辺りのジャンルはまだまだ人に知られていない感じだね。ゆっくり展示して外に出る。外は外で手が入った庭園。冬だからよくわからないけど。見上げると青い空。木々の合間からは北アルプス。周りには誰もいない。最高の気分。そして次の展示室へ。ここにも禄山のドラマを綴る作品と資料。この人43歳で亡くなったのか?。でも、穂高で生まれ育って、パリに留学、その後ニューヨーク。。。短命といえばそうなんだろうけど、やりたいことは十分過ぎるほどやっているよ。次の展示室から新しい建物だ。最後の二つの展示室を過ぎて、いよいよ薪ストーブの部屋へ。ドアを空けた瞬間にパチパチと薪が燃える音と暖気が体を包む。今までの展示室は空調が効いているんだろうけど、めちゃ寒かったのでこの暖かさは身に染みる。この暖かさもこの美術館のウリなのかな?。とても素敵なサービスだ。冬にここを訪れた人は一生忘れることはないだろう。ストーブに面した木製のベンチに腰かけて、さあ、これからどうする?。と算段。まだ11時前だ。これ以上どこか訪れるところあるかな?。車があればこの辺を走っているだけで絶景散策なんだけど。歩きでは限りがある。ここでもうちょっと休んだら、松本に戻ろうかな。美術館ついでに松本市美術館に行ってみよう。穂高から松本行きの電車の時間を調べたり、松本市美術館の情報調べたりしてたらすっかり体も温まった。外の寒気の中に放り出されるのに、なかなかふんぎりつかなかったけど、重い腰をあげる。外に出て受付の裏手にある売店で金属の鈴を購入。これは熊鈴代わりに新しいリュックにつけよう。
美術館を出たら踏切渡って駅へ向かう。あいかわらず北アルプスは荘厳としているが、若干ガスがかかって来ている。テレビの天気予報では午後から雨かも?だったしな。今はこんなにいい天気なのに。ゆるゆる山々の景色を単横しながらあっという間に穂高駅に着いてしまった。まだ電車の時間まで30分以上ある。駅舎の中に日が当たっているベンチがある。そこでのんびり待っていよう。駅に来て予約切符を買いに来たおばさんと駅員のやりとり。白馬に行くのに乗り換えあるのかと質問する外国人観光客。こちらも予約チケットを自転車で買いに来た韓国の女の子二人、四苦八苦してたけど、無事に買えたみたいでガッツポーズ。そんなことを眺めていたら30分なんてすぐに経過。電車来ますよのアナウンスでホームに向かう。真正面に北アルプス。今度はそっちが見えるところに座るぞ!。

今度は絶対にアルプスが見える座席を確保するぞと意気込む。その前にホーム上からの北アルプスの眺望の撮影大会続行中。そういえばこのホーム上にあるベンチは全部アルプスの方に向いている。それだけ吸引力が強い山の魅力。本当に素晴らしい場所だな。二両編成の電車が滑りこんくる。ううっ、なんだこの混雑ぶりは座席確保など不可能ではないか。ドアが開く。席には座れなくてもアルプス側の出入り口付近の場所はゲット。30分ぐらいの距離、別に座れなくても全然平気。それより風景だよ。ここなら座っているより風景をかぶりつきで見れるよ。電車が動き出す。アルプスも動き出す。穂高の田園風景と北アルプス。穂高の田園風景を進んで行く電車は、世界の車窓からのスイス鉄道の旅みたいな錯覚がしてくる。そういえば車内には白人のトレッキングスタイルの若者の団体とか韓国語で話す女の子たちやら。そんなところも異世界感満点。そんな国際色豊かなのに、ボタンで開けるワンマンカーという田舎の電車の違和感。本当不思議な世界だ。どんどん駅をクリアして松本の街の風景の中に入ってくる。なんとなく見慣れた風景の中に戻って来た安堵感。ま〜つもと〜♪。の声に迎えられて到着。大糸線の旅もおしまい。ホームに降り立ち松本駅の雑踏に放り込まれる。それにしても腹減ったな。考えてみれば朝のパンから何も食べていないな。まだ昼前なんだけど、旅中は仕事してないのに逆にお腹が空くものらしい。駅前の飲食店色々覗いてみるがどこも行列。んん昼時だもんな。いやそれにしてもさっきの電車も混んでいたけど、この混雑異常じゃない?。あっわかった!。今日は土曜日なんだよ。道理でね。とにかく行列とか混雑とかは苦手というか、じゃ、食べなくていい!派。なので昼飯パスということにして松本市美術館へ向かうことにした。
Googleで美術館の位置を確認し歩き始める。松本市は東西南北にきちんと並んでいる街で方向感覚が比較的確定しやすい。初めて訪れた街だけど、大体の感じはつかめた。駅から太い道を東にまっすぐ行けば美術館だよな?。大通りの落葉した並木道の向こうには美ヶ原の山が見える。北アルプスの方もすごいけど、こっちもすごいなあ!。街並みにはレトロな感じの建物も点在していて、銀座や新橋を彷彿とさせる。地方の郊外型の大型店舗の並ぶ街並みとは明らかに違う。骨董品屋さんや古本屋さんもある。なんとも魅力的な街並みが続いている。
この目新しい街並みの中を観光客満点の気分でしばらく歩いていくと見慣れた赤い水玉が目に入ってくる。草間彌生さんの作品が出迎えてくれる松本市美術館。到着。早速チケット売り場へ。この美術館は草間彌生さんがウリ。松本の旅を計画するまで草間さんが松本出身だとは知らなかった。唐突に訪れることにしたこの美術館。とても立派なもので驚いた。入り口の草間さんの大きな作品の前では写真を撮る人や走り回る子供達で賑わっている。まるで美術館というよりテーマパークのような風情。これはこれでありだな。エンタメ感のない評論家やキュレーターの独りよがり的なアート界の時代はとうに過ぎてるるものな。美術館の展示は草間彌生さんの収蔵品の展示がメインになっていて、企画展として高齢者の公募展の入賞作品の展示と二部構成。草間さんの収蔵品は見応えがあり、まさにエンタメ感満載。久々に興奮する展覧会。もう一つの企画展も作品の一つ一つが見応えありあり目が釘付け状態の連続。心地よい疲労感が襲ってくる。どちらも満足度の高い展示でとても面白かった。最後はお土産売り場。こちらも混雑。草間さんの人形や水玉のグッズを手に取ってたくさんの人がレジに並んでいる。おばさんたちが、やよいちゃんかわいいよね!とはしゃいでいる。さて、その辺のベンチで一休みしたら駅に戻って食事して、お土産買って帰り支度だ。外に出る。再び草間さんの巨大オブジェと対面。あっ、雨粒!!。ヤバい雨か?。ここから駅までけっこう歩くぞ。ま、そんなすごい雨になることもなさそうだし。焦らず行こう。雨はパラっとしただけですぐに止んだ。でも高い灰色の雲の下に不穏な黒い雲が行き交い始めた。またいつ降り出すかわからないな。でも、まだ旅の途中。気にしないで行こう。駅に向かって歩き出す。
来る途中で路地みたいなところから海鼠壁の蔵みたいな建物が並んでいる通りがあるのが見えた。帰りはそこを通ってみよう。当てずっぽうに道を入っていくと中町通という道に出る。ああ、ここはワンダーランド。たくさんの人が行き交う見たことのないような世界だ。美味しそうな食べ物屋さんや物販のお店。海鼠壁の蔵がそれぞれ買って!買って!と主張している。これはみんな財布の紐が緩むよな。この道に並行して昨日訪れた四柱神社から見えた縄手通が走っている。この辺は松本市の懐の深さを感じさせる場所だ。アルプス目当てじゃなくても魅力に満ち満ちていることを思い知らされる。歩いているだけで楽しい。渋谷を闊歩しているような若い女の子のキャピキャピ感に力を感じる。そんなことより腹が減った!。そろそろ駅に戻って何か口に入れよう。

けっきょく雨に降られることもなく駅周辺に戻ってきた。いろいろ時間を潰してたおかげで時間も3時を超えた。土曜とはいえ飲食店のピークは超えているみたい。駅近くのビルの中にある王将。松本まで来て王将?。でも、今は満腹感が過不足ない食事を欲している。王将の文字はそれを満足させてくれることこの上ないように思われる。なんだかんだ言ってるが、単に満腹中枢満たしたいだけ。もう我慢できない。そういうことで王将に入り、注文。醤油ラーメンセット。ミニチャーハンと餃子二つ付き。かき込むように平らげた。ご馳走様。満足満足。帰りのあずさの出発時刻まであと1時間あまり。おみやげ買ってちょっと休んだら帰りの時間。コインロッカーからリュック引き取って。エスカレーターで改札口まで登ったら、改札に切符を通して、ホームへ降りる。いよいよ松本ともさようなら。名残惜しいなんてもんじゃない。特に帰りたい場所なんてないから、このまま、ずっとここにいてもいいんだ。ただ今夜泊まる場所ないんでともかく今の居住地に戻る感じ。ホームに賑やかな団体のおばさんたちが降りてくる。あんな人たちの近くの席だったら最悪だな。いよいよ列車が滑り込んでくる。さっきのおばさんたちは自分とは別の号車の入り口からギャーギャー言いながら乗り込んでいった。よかった。帰りは静かにゆっくりしたいじゃないか。ほんと、ほっとした。夕方、それにパラパラ雨のどんよりした天気というのもあって、もう薄暗くなって来た。帰りは行きの時みたいな絶景は期待できないかな。松本出て塩尻、茅野辺りまではまだ山々の景色を目で追っていたけど、小淵沢に着いた頃から雨粒が窓ガラスに当たるようになって来て、もう風景は諦めた。さあ、あとは寝ていこうかな。でも、疲れているはずなのに旅の興奮はまだ眠らせてくれない。甲府。もう日が落ちて車窓の外はすっかり闇に落ちた。次は八王子か。首都圏に逆戻り。周りは面白くもない住居やありきたりの店舗の明かり。なんの感慨も浮かばないがぼんやり窓の外を眺め続けている。それにしても帰りの長いこと。行きのワクワク感ゼロ。旅の終わりってこんなもんかな?。今度はいつ松本やアルプスに行けるかわからないけと、もう帰ってこなくてもいい算段を明日から真剣に考えよう。その時はお世話になります。ひとまず今回の旅はご挨拶ということで!。

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