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11月30日/2021

今年何度目の中央道だろう。数日前の天気予報眺めてる段階では、お出かけちょっと無理かなと思っていたんだけど、途中で雨降りだっったら山はやめようぐらいの気分で出かけて来た。5時前の出発。空模様は真っ暗でよくわからない。海老名でガソリン入れてさあ行こうか!!。圏央道から中央道。笹子トンネルでトンネルの先は雨との表示。やっぱり天気だめなのか?。ちょっと意気消沈して進む。トンネル出ると雨のポツポツ。。。ないぞ。代わりにうっすらと見えて来た山々の麓に雲海のような霧が。雨ってこれか。談合坂超えて、勝沼。山梨に入って夜が明けてくる。めちゃ晴れているじゃないか。そしてフロントガラスの向こうには、出たな南アルプス。巨大な山塊。いつ見ても美しい。今日は、もしかして絶好の山登り日和?。須玉で高速降りてナビの誘導で武川から20号線経由で尾白川渓谷駐車場。到着だ。さてここから日向山に登っていく。アプリによれば往復5時間の旅。頂上は1700m近い。たどり着けるかな?。だめだったら引き返してくればいいや。登山道に入っていきなりの急坂。下の方は落葉樹なので落ち葉降り積もっていて滑ってめちゃ怖い。これは帰り難儀だろうなと不安がよぎる。といってもここは本物の登山道までの登山道。本当の登山道に入ったらどうなるんだ?。1時間ほど序章の登山道登りきって本物の登山道へ繰り出していく。こちらは普通の山道だ。ずっと登り続けるのはきついことはきついが、序章の道よりはずっと登りやすい。広葉樹もなくなり針葉樹。地面には霜柱が溶け出しちょっとぬかるんでいる。木々の間から甲斐駒ケ岳、北岳、富士山まで見える。本当に今日は思いがけずの絶好の日和。気分が高揚してるせいなのか、妙に足取りも軽い。どんどん熊笹の道を登っていく。そして白い砂が現れる。白い砂に導かれて登っていくとその先にはおおっと声が漏れるほどの超絶景。今までの人生で見たことのない風景。八ヶ岳。もっと遠くには北アルプス。視線をパンすると甲斐駒ケ岳が眼前に迫っている。近景にはこの世のものとは思えない白い砂がまるでビーチのように広がって。その先は奈落の底に落ちている。超怖っ!!。枯れ木の切り株に腰下ろしてウィダーインゼリーすすって。風景を満喫。スマホで写真撮ったり動画撮ったり。一通り風景堪能。それにしても奈落の底に引き込まれそうな恐怖。これ以上のレベルの山に行けるのかな?。さて、絶景と恐怖を堪能したら帰りましょうか。登ってくる時はいいけど、帰りは結構きつい。精神的に。モチベーションを何に持っていけばいいのか?。早く帰って腹一杯ものを食べる。そんな目的しかないのだがそれも重要なモチベーションかな?。下り坂。最初に危惧したように序章の枯葉急坂に難儀する。もうゴールがすぐそこになって一番ハードルが高い道だ。枯葉に足取られて二回転んだ。最後にめちゃ疲れて亡霊のような足取りで駐車場に到着。ちょっと休憩して帰り道出発。今日はどこにも寄らずまっすぐ帰ることにする。余力は帰りの運転だけしか残っていないと判断。また次の絶景を見るためにご安全に!!。

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