姿勢を良くするだけじゃダメ⁉︎運動パターンからみる膝過伸展の評価とアプローチ方法
こんにちは!
Nピラティス神戸三宮店オーナーの川添です!
初めましての方も多いと思うので簡単に経歴・自己紹介を!
プライベートでは2人の娘がいる36歳の父親です。
家族と一緒に過ごす時間が私のエネルギーの源です!
また、月2回はフットサルを楽しんでおり、
健康維持とリフレッシュの一環としておこなっています!
理学療法士として、またインストラクターとしての経験を活かして、
みなさんの日々悩みを少しでも解決できるようなコラムを書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは本題を
先日、スタッフからこんな相談を受けました!
さてみなさんはどう対処しますか?
では実際のクライアントさんの写真を見てみましょう!
どうですか?
確かにスウェイバックは良くなってるけど。。。過伸展は変わりませんね。
今回はこのような悩みがある人に
を解剖学的視点からお伝えします!
そもそも過伸展って何?
女性だけでの問題ではなく、最近は男性にも多い過伸展のアライメント。
とだけ言って終わっていませんか?
感覚が良いクライアントはそれで治るかもですが、
そうでない方はなかなか変わりません。
なぜなら
膝を伸ばす=過伸展の運動パターン
しか使えなくなってるいるからです。
運動パターンを変えないと、結局また過伸展アライメントに戻ってきます。
ではどうすればいいのか?
今回のポイントは大腿四頭筋(特に内側広筋)です。
膝の問題なので内側広筋に着目するのは当たり前のようですが、
ピラティスでは股関節や脊柱・体幹のアプローチが多く、
膝を意識してアプローチすることは意外と少ないのではないのでしょうか?
そもそも過伸展はダメなの?
まずは膝の過伸展をそのままにしているとどうなっていくかを理解しましょう。
ということがすでに論文で報告されています。
下腿の外旋は変形性膝関節症(OA)と関連があるので、膝の過伸展を続けていると、膝の疼痛だけではなくOAになるリスクも高まります。
見た目の問題だけではなく、早めに改善しておきたい問題ですね。
ではなぜ膝の過伸展が起きるのでしょうか?
膝の過伸展が起こる2つの要因
過伸展の要因としては
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