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てんかん
最初に家のコになったまるちゃん。
マルチーズの男の子。
超未熟児で、本当に小さなコだった。
八年の寿命だったが、亡くなる一、二年前くらいにてんかんの発作がでてきた。
あれ?と違和感を感じたのは突然、玄関の暗い物置の奥の方に震えながら入り込んでいたのを発見したときだった。
何回かそんな行動をしたのち、発作が始まった。
急に顔の一部が引きつるようにピクピクと動き、しばらくすると治まっていく。
病院で診てもらったら、てんかんとのことだった。
薬でのコントロールで、完治はしないといわれた。
小さな躰で、必死に耐えて治まるとくったりしていた。
だから発作が起こるたびに抱っこして躰を撫でていた。