2023年 2月 新潟市分団研修 赤十字「救急法 きずの手当 包帯法2」(巻軸帯編)実技
日時:2023年 2月 9日(木) 19:00~21:00
場所:ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)4F 談話室2
新潟市分団の月例研修は、参加者8名の分団員の皆様と 赤十字 「救急法」における救急員養成講習において未実施の「きずの手当 包帯法 巻軸帯」(木綿を縦に2~8本に裂いた包帯)についてを学びました。
1.「基本巻き」からの「らせん巻き」(螺旋帯)と「折り返し巻き」(折転帯)
① 包帯の端を押さえて、ぐるぐる斜めに巻きはじめ巻き始める
② 斜めに巻いているので三角に飛び出ている端を折り返して、その上から
またグルグルとらせん状に巻く
③ 包帯を1/3~1/2ほどずらし重ね、らせん状に巻く
① 巻き始めは、基本巻きと同じ、包帯を斜め上にして手で押さえます
② 押さえたところを折り返して重ねて巻きます
2.8字巻き(麦補帯)
①巻き始めは、手首で基本巻きと同じ、手の傷の上を重ねるように8の字に
巻きます
②最後は、手首に戻って縛ります。
3.8字巻き(亀甲帯)
①巻き始めは、手首で基本巻きと同じです
②前に巻いた帯の上を、2/3ずつ覆いながら、膝の上下から関節の中央に
向かって巻きます
4.二脚帯(指を切ったとき) ※ おまけ(教本に掲載無し)
①巻軸帯を40㎝くらいで切り、そのうち30㎝くらいを二股に切れ目を
入れます
②2㎝巾程度に折り重ね2㎝巾程度に折り重ね傷口にかぶせます
③片方の切れたところを二重くらいに巻いた後、交互に巻きます
5.救急絆創膏の二脚帯(指を切ったとき) ※ おまけ2
救急絆創膏の粘着箇所を二脚(二股)にする指先や指本への貼り方も見せていただきました。
これにて終了です。
巻軸帯を指導いただける方が、減っていることに感慨深くもありました。
本年度、最後の月例研修でした。お疲れ様でした。(H)