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北欧のビジネススクール@オンラインに入学して2ヶ月弱でわかってきたこと

こんにちはー。Hyper Islandに入ってから2ヶ月弱が経ちました。

入学するにあたり、多くのHyper Island入学者のblogを参考にしてきたんですけど、ほっとんどはblogの更新が卒業/修了まで続いておらず、途中でとまっているんですよね。続けることは、難しい。
あやうく僕も2ヶ月目にて止まりそうな気持ちでしたが、モジュールの1つも終わったところだったので、誰かの参考になることを祈りつつ、とりあえず書きます!
いままでの記事は下記にまとまっています。

思ったよりよかった授業のクオリティ。なんとか生きれる

オンラインの授業スタイルを選んでおいてこんなことを言うのは変なのですが、最初はそこまで期待はしておりませんでした。
スウェーデンで集まったときもいい意味で緩く、そんなにコンテンツも考えられている感じではなかったので「こんな雰囲気でこれから大丈夫なのか?」と不安に思っていたのが正直なところです。

ただ、実際9月中旬からオンライン授業が始まり「あれ? 思ったよりいいな?」というところがいくつかあったので、まとめます。もちろん全てがいいところばかりではないですが。

時間がきっちり守られる。休みもある

個人的にはこれは結構大きくて。開始時間と終わりの時間がちゃんと守られます。
当たり前じゃん! って思われるかもしれないのですが、スウェーデンで対面で集まっていたときは、みんなフリーダムな感じだったので、全然授業始まらないし「休憩は15分ね〜」とか言われても実際30分ぐらいは何も始まらなかったり、という毎日でした。

ただ、オンラインになったとたん始まるといった時間にしっかり始まるし、時間はカッチリしていて、リラックスしながら受けることができました。
また、授業の途中には休憩も設けられているので、集中する時間とそうじゃない時間のバランスが自分のメンタル的にも取りやすいのは、個人的には嬉しい部分です。

ディスカッションが多いので、幅広い意見が聞ける & テクノロジーを駆使するとちょっとだけパワーアップできる

Hyper Islandの授業は、講師が一方的に生徒に向かって講義をする時間は長くありません。多くはグループのディスカッションや、個々人のワークで占められており、自分のなかでインプットを咀嚼しながら、それをどう他の人との会話のなかで違うアウトプットに消化させていくかというプロセスが大事とされています。

自分の英語力の問題もあって、言いたいことが伝わるように言えないことも多いですし、相手が言ってることを100%理解できているわけでもないのですが、それでもディスカッションは楽しい部分です。
Hyper Islandという特殊なカリキュラムに参加している時点で、他の人と何かを話すことが好きな人が多いし(と思っている)、何か積極的に学ぼうという姿勢はいろんなメンバーから見て取れます。
「リーダーシップとマネジメントの違いは何か?」「有効的なフィードバックとそれをするべきタイミング、しないべきタイミングは?」などなど、日本語でも難しいだろうトピックについて、いろいろな多様な意見を聞けるのは間違いなく自分の糧になっている感覚がありますし、それよりも自分は他の人とディスカッションするのが好きなんだなーといういい自己理解の経験にもなりました。

ちなみに対面じゃない分、DeepLなどの機械翻訳の力を借りることもできますし、僕はまだ活用していないですが、おそらくspeach to textのようなテクノロジーを使うこともできるので、英語に自信がない人でも対面よりは積極的にコミュニケーションに参加できる気もします。あとは画面のスクショもたくさん撮れる。
ディスカッションが終わったあとも、Slackでテキストメッセージができるので「言いたいこと言えなかったな・・・」というときも消化不良にならずに終えれるのもいいところです。

録画で授業が聞き返せる

これは英語力に自信がない人には、ありがたいことじゃないでしょうか。授業はレコーディングされており(グループディスカッションとかはされないけど)後から見返せます。

ちなみに私は「授業のあの部分わからなかったから、あとで聞きなおそう……」と思いながらも一度も聞き返したことがないのですが(ただの怠惰です、すみません)、本当にピンチになったら聞き返すという選択肢があるというだけでも、心の持ちようが違う気もします。

集中力なくなったな、って思ったらちょっと休める(本当はいけない)

授業はzoomで行われていて、ヨーロッパの時間に合わせられているので、日本との時差はサマータイム期間で7時間、それ以外で8時間です。
時には深夜3時まで授業が続いてしまうこともあり、集中力を保つのはチャレンジ1つなわけですが、「ああああああーーーもう疲れたんですけど!!!!」ってときはカメラオフにして伸びをしたり、リビングに行ってお茶をとってきたり、各自のリラックスの方法がとれます。

積極的にはオススメできないですが、まあ結果としてその後集中ができて、自分の知になるんだったらいいでしょ。

時差の問題はどうにかなる

時差の問題で、授業は0時に終わったり、深夜3時に終わったりするわけですが、感想としては「まあ、なんとかなる」です。

ただ、僕はどこかの会社に雇われているわけではなく、自分で仕事の時間をコントロールできるので、ある程度授業に合わせて毎日の過ごし方を変えられている部分は少なからず大きいと思います。

仕事との両立はできる。が、仕事と学びのバランスは個々人違う

仕事と本当に両立できるのか? これは受講前に気になっていたのですが、結論「なんとかなる」です。Hyper Island側から求められているのは「週の20時間ぐらいは学びに使ってね」という感じではあります。ただ、ほとんどの人はそこまで時間使っていない感じ。僕は慣れてないこともたくさんあるので、時間はかかってはいますが、それでも週20時間までは使ってないと思います。

ただ本当に学びを深めにきている人はやはり使う時間が長いですし、単純に働きながらMasterをとりたいという人は、ミニマムに単位だけとりたい、って感覚です。

新しいことを学べるかどうかは、その人の経験と姿勢とチームメンバーによる

講師からのインプットがミニマムであるが故に、授業の内容によっては、物足りない人もいるかもしれません。

たとえば、最初のモジュールはデザインシンキングやHCDに関するものでした。ただ、詳細な説明はなく、デザインシンキングプロセスなどについての説明や、そのプロセスにおいての方法論をちょっと齧った程度でグループワークへ突入したので、すでに内容を知っている経験者からすると、講師からのインプットという部分にはあまり新しい発見はないでしょう。
(これはHyper Island側がサボっているわけではなく、彼らのポリシーによるもので、Learn by Doingを実践しているだけだと理解しています)

そして、そのグループでの活動は、もちろん一緒になったメンバーによるというか。波長が合うメンバーもいれば、波長が合わないメンバーもいるし、ディスカッションの内容について深い洞察を持っている人もいれば、全く理解していない人もいます。

そして、相手との関係性によっても、何を引き出せるかは変わってきます。Hyper Islandは「チームメンバーとの信頼関係をどうやって醸成するか」ということもすごく重要な要素の1つとして捉えており、基本的には相手に心を開きやすい環境だとは思いますが、それでも個々人の間にやっぱり壁はあります。言語の壁、文化の壁、経験の壁……。そのなかで、いかに自己開示をしながら、相手との関係値のなかに学びを作っていくか(その人とじゃないと作れない学びを作れるか)。
それはメンバーひとりひとりの大きなチャレンジだと思いますし、もちろん僕も得意ではない部分なので、多く学ばせてもらっています。


ふー、ギリギリ10月末にはなりましたが、書くことができました。
モジュールがちょうど1つ終わったところなので、次はそれについて書きたいと思います。

これからも少なくとも月1ぐらいでは、学び直しについて書いていこうと思うので、興味ある方は下記フォローしていただけると幸いです〜。


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