「嫌い」になる前に。
ケアの現場において、ご利用者、ご家族、職員、関係者など。
多種多様な人たちを関わる中、私が大切にしている事の一つに
「苦手」にはなっても良いが、「嫌い」にはならないように。
「苦手」はまだ取り返せる。
自身の問題、相手の課題、まだまだ「これから次第」。
しかし
一旦「嫌い」になってしまうと
もうどうにもにっちもさっちも行かなくなってしまう。
結果として、事故、虐待、苦情
不和、不協、休職、退職、など、悪い結果を生み出してしまう。
こうなったら「対処」で向き合うしか手段はなくなってしまう。
だからこそ
先ずは「苦手」にならないために
自己覚知、自らの特性を知り、相手の特性を知る努力をする。
そして「何故ゆえに”苦手”で留めるべきか」と言った自身の目的がある事。
「自分のため」「家族のため」「お相手のため」「みんなのため」みたいなね。
または「自分自身のそう課す」か、ね。
叱責は簡単さ。
如何に内発的な動機付けを成功させるか。
何事もここが大切だが、よく置き去りになるので要注意。