バリの愉快な仲間たち
苦しくて辛いことも沢山あるけれど、その300倍くらい楽しい出来事にあふれる日々。
腰が砕けそうになるくらい大笑いできるのって、幸せなことだなぁといつも思う。
■その①
新しくNidoシェアハウスに仲間入りしたリッパン。
彼が持ってるパンツは3枚だけ。1枚が赤で、2枚が白。
私が「今日さては赤いパンツはいてるでしょ〜」とか聞くと、リッパンは毎回本気で「何で今日も分かったの!すごい!本当にすごい!」と驚く9歳。
か、かわいすぎる。
■その②
そんなリッパンの赤色パンツを見て、「赤は女の色だぞ」「男がピンク好きなんて変!」「お前は女かよ〜」なんてジェンダー発言が出るようになった。
自慢の赤パンツだったはずが、リッパン本人ですら「今日は赤だから恥ずかしい」なんて言うようになった。
ピンクや赤が女の子の色って誰が決めたんだろうね。
好きなものを恥ずかしがらなくていい。
好きなものがあるって、素敵なことだよ。
アリフが「男がピンクを好きだっていいんだよ」を伝えるため、ピンク色が入ったビーサン買って、毎日履いている。
2020年で1番意味ある買い物したと思う(400円)。
■その③
コロナ以来、小さいながらもみんなの住居・食事のお手伝いをさせてもらったり、アリーヤと住んだり、借金立替をしたりしてるからか、「あの日本人(←私)、お金があり余ってるらしいよ」という、謎の噂が広がった。
先月なんて、見ず知らずの人が突然うちに来て、「あなたが噂のお金持ちの方ですか?私は車を買ってほしいのですが…」と本気で頼まれた。
え、そんなことある!?
人の噂ってすごい、笑。
■その④
インドネシアみんなが大好きドラえもん。
私の近所では「ドラえもん = 圧倒的おしゃれ」で、主婦の間では、ドラえもんグッズはエルメスのバーキンかのような位置づけを感じる。
■その⑤
そしてエルメスと言えば、「Hermes」ならぬ「Herman」が販売されているインドネシア。
コピーの概念がないのかあるのか、「Paris」でなく、しっかり「Bekasi(首都ジャカルタ近く)」になってるし。
何でもありです、インドネシア。
■その⑥
信頼してた行政書士に、3年間ずっと騙されてたことが判明した。
さらには、行政書士の元(ロンボク島)へ慌てて向かおうとした飛行機を逃す。真っ当な言い訳&経緯があるとは言えど、結果として飛行機は2回逃す。返金なし。
もう何が起こっても、通常運転にすら感じてしまう私の呆れる人生。でもその反面、こういうトラブルがない日が続くと、「最近ネタがないな」とガッカリしてる自分に気付く。
自分が不幸でかわいそうになる瞬間を心のどこかで期待してるなんて、相当ヤバい人だ。
もっと健やかに生きていこうと、最近は自分のことを褒めまくるのが日課。
もはや外出時に日焼け止め塗り忘れなかっただけで、「やっぱ天才は違うな…」と自分を褒め倒している。
----そんなバリでの愉快な毎日。
神様、いつも笑いと幸せをありがとう。
2020年の残り2週間も健やかに、おもしろおかしく生きていけますように。
We don’t laugh because we’re happy.
We’re happy because we laugh.
Happiness is not out there, it’s in you!