「不登校という現象」

今回は、不登校という現象、根本的な理由、そのアプローチの際に考慮することをざっくりかつシンプルに紹介します。

不登校という現象が顕在化するのは、本人の精神的許容レベルが一定の閾値に達したときです。

本人がはっきりと自覚している場合、なんとなくの不安感から本人もよくわからない場合とその原因は様々です。

ただし、根本的な理由は、ひとつです。

それは、シンプルに言えば、「信頼」です。

では、何に対する信頼なのかと言えば、各当事者の置かれている環境・状況により、異なります。

支援者は、その異なる環境・状況を踏まえて、適切なアプローチをすることになります。

同時に、本人の感受性、資質・能力、ご家庭や学校(人間関係を含む)の環境とパワーバランスを鑑み、丁寧に分析していくことが求められます。

多くの場合、本人の気持ちの変化のきっかけとなるのが「出会い」です。

次回は、「出会い」について、シンプルにお話ししたいと思います。

カウンセラー 藤岡希美

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