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コミュニティマネージャーは専任であるべきか?
20代ラストに突入したぁ!
どうもこんにちは、もりたのぞみです。
私事ですが今月で29歳になりました。20代ラスト突入!実感なさすぎる。
最近は年始のSUCCESS CAMP 2025に参加したことをきっかけに、また自社以外のCSの方やコミュマネの方との交流をしたい欲が上がっています。SUCCESS CAMP 2025のレポートはこちら
29歳なのでお肉を一緒に食べつつカスタマーサクセスやコミュニティについて情報交換したりつらつら話してくれる方いたら、声かけてください大喜びします!
あと最近、ココカラファインという薬局を見かけたら、ここからfine!ということでめちゃくちゃ元気になる遊びにハマってますが、無理矢理元気になれるので現代人におすすめです。
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コミュニティマネージャーは専任であるべき?
書いている通りではありますが、
コミュニティマネージャーは、専任であるべきか、それとも兼務であるべきか(もしくは、兼務でもいいか)。
兼務の場合は、マーケであったり広報、カスタマーサクセスとの兼務が多いんですかね🤔?
かくいう私も現状、カスタマーサクセスとの兼務です。
いわゆるハイタッチCSとして、約20社のお客様を担当しています。
担当CSとして目の前のお客様に対して真摯に向き合うことが(当たり前ですが)必要なので、どうしてもCS業務にリソースを取られてコミュマネ業務にまで手が回らない…ということは起こります。
かつ、コミュニティ運営をしているカスタマーマーケティングユニットのMgrも任せていただいているのでマネージメント業務もあり、なかなかだな!と思う時も正直あります。笑
注釈|このnoteを書こうとしたきっかけは、コミュマネとカスタマーサクセスとの兼務であることで自分にとって良かったこと/悪かったこと を整理したいなと思ったことです。
言うまでもないですが、専任であるべきだ!兼務であるべきだ!などを主張したいものではなく、あくまで私自身の整理用のアウトプットなのでその点ご承知おきください。
みんな違って、みんないい
そんな中、結論として私が今思っていることは「兼務していてよかった!が、そろそろ専任になってもいいかも」です。
結局それぞれへのリソース配分しだいじゃないか?みたいな身も蓋もない話になりそうな気もしつつ、良かった/悪かったを主に自分のために整理していきたいと思います。
いいことも悪いこともどっちもある人間だもの
まずはカスタマーサクセスとコミュニティマネージャーの兼務でメリットになると思うことを挙げます。
お客様の解像度が高いので、どういうコンテンツやイベントが価値になるかをイメージしやすい
すでに距離感の近いお客様がいる場合、コミュニティへ参加していただきやすい、熱量を高めやすい
他のCSMと近い距離で仕事をしているので連携がとりやすい
イベントの集客などダイレクトに行えるかつ、関係値があるので呼び込みやすい
そもそもの提供サービスや、そのサービスをお客様がどう使っていて何に価値を感じているか理解できている(当たり前だけど超大事)
このあたりでしょうか。
対して、デメリットとして考えるのは以下です。
特に立ち上げのタイミングなど、PDCAを回して細かく改善とチャレンジをするタイミングでは、リソースが分散し思うように上記を進められない
CSMとしてもコミュマネとしても、お客様と連絡が取りやすかったり、打ち合わせや1on1などを入れたい時間が被る。そうなると私の場合はどうしてもCS側を優先することになる。日中のコアタイムが足りない
CSとしての緊急対応(チャーン危機の顕在や、サービスのインシデントなど)が発生すると予測していなかったリソースが取られコミュニティに割けるリソースが減る
(これ分かってくれる人いるかな)CSMとしての脳とコミュマネとしての脳の切り替えが大変!微妙に使ってる脳の部分違う気がするし、切り替えるのに時間がかかる。意外とバチっといけない
まぁいいことも悪いこともどっちもありますよね
結局どっちがいいの?
結論、ケースバイケースなのでこれ!という答えはないです。
が、個人的に思うこととしては、結局コミュニティは人と人の繋がり、人の集合体なので
お客様の解像度が低いとなかなか厳しく、目の前のお客様に向き合い、コミュニティに参加していただいたり目指すところに共感いただくためのコミュニケーションがそもそも難しいのではないかと思います。
なので顧客解像度を高めるための手段としての兼務、はありなのかなぁ〜
ただ、ここが足りていないと感じる場合、補完する手段はもちろん兼務だけではなく他にもいくらでもあると思います。
私の場合は兼務せざるを得なかった組織の状況もあり、結果こうなっているという感じです。
というのと、ガッツリ兼務してしまうとデメリットに記載したようなことが起こりかねないので
あくまでメインポジションがコミュニティマネージャー、という方はリソース配分や終了時期などをしっかり上長などと握るのがよいのかなとも思います。
また、別観点にはなりますが、提供サービスや提供価値についての理解をしていないコミュマネはまずはそこを理解することも大事ではないかと思います。
基本的にコミュニティは独立したものではなく、所属する会社の事業や思想に紐づくものであると思います。
※じゃないと運営のための予算おりないしな
その場合、自社が提供しているサービスや持っている思想、提供したい価値をコミュマネもしっかりと理解し、コミュニティの運営方針や提供するコンテンツに落とし込む必要があります。
つまり、コミュニティを運営する、がゴールではなく、コミュニティがお客様と自社のハブになることも大事な1つの観点だと考えており、そのためには自社サービスや提供価値の理解が必須だよね!という感じですね。
ここも先述の内容と同様で、手っ取り早くキャッチアップするのが兼務することならまぁありではあるが、他にも方法はありそうだな?という所感。
おわりに
上記踏まえ、私自身の状況としては、顧客解像度、自社理解ともにある一定までは引き上げることができていると思うのと、まだまだコミュニティ自体が立ち上がり中で挑戦と試行の繰り返しをしたいのもあり、兼務→専任としてコミュニティに注力したいフェーズだな。というのを改めて整理できました。
(顧客解像度を引き上げられてる、なんてなかなかおこがましいことを言ってますが)
ただ、とはいえCSMとしての業務やお客様との接し方も私自身とても好きなのと
今すぐ専任になれない組織状況もあるので、この状況も楽しみつつ、もっとうまくやる方法ないかな?を考えてみたいと思います。
おわり。