
Q.化粧水は手づくりがいい?
こんにちは。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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保湿作用にすぐれたグリセリンを使って、手づくり化粧水に挑戦する人が増えているようです。
とても簡単に作れて、しっかり保湿効果が得られるため、注目されています。
それではグリセリンの効能や特質について知っていますか?
今日はそんなグリセリンのご紹介です◎
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グリセリンとは
無色透明の液体で、アルコールの一種です。
強い保湿力と吸湿力を持つことから、化粧品や軟膏などに利用されています。
もともと体内にある成分(動物性グリセリン)ですので、安全性も高く、ほとんど刺激もありません。
また、保湿性だけではなく、水分を外部から取り込む吸湿性を持っているのが特徴です。
逆にいえば、グリセリン濃度が15〜20%以上のものを肌に塗ると、肌の水分を奪ってしまうこともあるため、手づくり化粧水などに使う際には濃度に注意する必要があります。
また外気中の水分も吸ってしまうので、グリセリン配合の化粧水はかならずキャップをしっかり閉めるようにしましょう。
アクネ菌はグリセリンが好み?
グリセリンは、ニキビを悪化させる要因になるから避けた方がよいという情報もあるようです。
ある研究調査にて、「何も配合しない状態に比べて、グリセリンは4倍アクネのエサになりやすい」つまり「グリセリンはアクネ菌の増殖につながる」という結果がでました。
しかし、実際にニキビが増えることを証明したわけではあありません。
成分の二面生を忘れずに
保湿剤として多くの化粧品に配合されているグリセリンが、アクネ菌のエサになりやすい成分の一つである、という事実がわかっただけです。
化粧品に配合されている成分には、かならず二面性があります。
どんな成分にもメリットとデメリットがあるのです。
こうした成分の二面生を忘れずに、自分に合う化粧品選びをしていただけたら幸いです。
出典:落合博子『美容常識の9割はウソ』
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はりきゅう師 栢森結希