ワインにあう麻婆豆腐と、皮で包まないシューマイで、おうち居酒屋やってみた!
とけちゃいそうな暑さで、キンミヤのソーダ割りばかり飲んでいた、今年の夏。
ハイボールすら重たく感じる暑さで、本当にめちゃくちゃキンミヤを飲みました。1日に摂取する水分のほとんどが、キンミヤだったような気さえする。毎日飲んだ。
あんなにキンミヤを愛していたのに、10月に入って気温が下がったとたん、急激にワインの気分に‥
もうキンミヤよりも、おいしいナチュールが飲みたい‥!
そんな気持ちの週末、頼んでおいた好きなワインが、ちょうど家に届きました。なので、最近気に入っている「簡単につくれてめちゃくちゃワインにあう麻婆豆腐」をメインに、おうち居酒屋をやってみることに。
このnoteでは、メニューとレシピ、飲んだワインを記録したいとおもいます。
おうち居酒屋メニュー
空芯菜とツルムラサキのナムル
レンズ豆のクミン炒め
カリフラワーのオーブン焼き
里芋のグラタン
シューマイ2種類(エビ・大葉・レンコン/エビ・山椒)
麻婆豆腐
ワイン(レ・コステ/リトロッツォ・ロッソ、リトロッツォ・ビアンコ)
中華とスパイス料理と洋食がごちゃまぜ。でも、「今日飲みたいワインにあう」というだけで、和洋折衷自由に献立を決められるのが、おうち飲みの醍醐味だとおもってます!
作り方
麻辣醤でつくる麻婆豆腐
この日のメインは麻婆豆腐。ひき肉を使わないこと、ネギをめちゃくちゃたくさん入れてじっくり炒めることがポイントらしい。麻婆豆腐というより、豆腐とスパイシーなひき肉を一緒に食べるようなかんじ‥?これがすごくワインに合うので、最近気に入っています。
材料
長ネギ2本
ニンニク1片
豚肩ロース てきとうな量
お豆腐(お高めの絹がおすすめ)
麻辣醤 大さじ2とかてきとうに
甜麺醤 小さじ2とか?
オイスターソース てきとうな量
醤油 てきとうな量
花椒 いっぱいふる
ラー油 好み次第
手順
【1】ネギをまるまる2本みじん切りにして、じっくり炒めます。めんどうだけど、しっかり時間をかけて炒める!緑の部分も入れるとコクが増す気がしておすすめです。
【2】炒めながら、豚肩ロースを包丁でミンチっぽくします。ひき肉だとポロポロになりすぎてしまうので、ふつうの肉を買って刻んだほうが断然おいしいです。ニンニクも1片くらいの量を、みじん切りに。刻んだ豚肩ロースとニンニクを【1】に入れて、ネギとともに炒めます。
【3】火がとおったら、麻辣醤・甜麺醤・オイスターソース・醤油・ラー油・花椒で、お好みで味付けします。私は辛くてスパイシーなのがだいすきなので、麻辣醤と花椒多め、甜麺醤少なめです。
どんなにてきとうにやってもまずくならないので、ほんとに量はてきとうで大丈夫です。味見しながら、自分の好きな味にします。
【4】最後に、キッチンペーパーでくるんでレンチンしたお豆腐を、てきとうに入れます。わたしは包丁を使わずに、スプーンですくって入れています。断面が大きくなって味がなじみやすい気がするので。
ただ、まぜるたびに豆腐が崩れるので要注意。さわりすぎるとグズグズになってしまうので、なるべく放置。豆腐があったまったら完成です。
皮で包まないシューマイ
このシューマイも、めちゃくちゃおすすめです。皮で包まなくていいし、すごく簡単です。皮のかわりに、片栗粉をまぶして蒸します。ビールでもキンミヤでも焼酎でもワインでも、なんでもあう!
材料
豚ひき肉 てきとう
玉ねぎ 半分くらい
キャベツ てきとう
エビ(むきえびでOK)
レンコン ちょっとで足ります
大葉 いっぱい入るとおいしい
山椒 いっぱいふる
醤油
ごま油
片栗粉
手順
【1】みじんぎりにした玉ねぎと豚ひき肉をまぜてこねます。途中でごま油と醤油をてきとうにいれます。下味的な。さらにこねて、シューマイのタネが完成。
【2】シューマイのタネを2分割。片方に、刻んだエビとレンコンと大葉。もう片方にも刻んだエビをいれて、山椒をこれでもかと振ります。これで味が違う2種類のシューマイに!
【3】まるくして、片栗粉を全面にまぶしたら、キャベツを引いた鍋の上に置きます。(この片栗粉が皮の代わり!皮でつくるよりお腹にたまらず、ふわふわな食感で、私はすきです)くっつかないようにシューマイを置いたら、水を足して蒸し焼きに。蒸し器があれば、もちろんそのほうがいいです。
完成したら、ポン酢で食べるのがおすすめです!あと、ちょっと高いつぶつぶマスタードがめちゃくちゃ合います!
カリフラワーのオーブン焼きと里芋のグラタン
これはもう、今井真実さんのレシピをみてください!!この里芋のグラタンは、本当にワインにあう万能な存在!
冷凍の里芋で十分おいしいのが、簡単でうれしいです。
今回は野菜がほしかったので、カリフラワーにしましたが、今井真実さんレシピのサルシッチャをつくってつけて食べるのも最高。
カリフラワーは切って、オリーブオイルと塩と黒胡椒をふって、オーブンで焼くだけ。カリフラワーって焼くと信じられないくらいみずみずしくなっておいしいです。
カリフラワーのみずみずしさは、本当にすごい。オリーブオイルと塩で焼くシリーズは、ズッキーニとカリフラワーが最高だとおもってます。
でも、カリフラワーってちょっと高いんですよね‥もうちょっと安く買えるようになったら、毎日食べたいのになぁ。
空芯菜とツルムラサキのナムル
材料
空芯菜
ツルムラサキ
輪切り唐辛子
チューブのニンニク
ごま油
醤油
塩
手順
手順も何もないくらい、ふつうにふつうのナムルです。
【1】空芯菜とツルムラサキをゆでます。めんどくさいので、大きめのフライパンで一緒に。
【2】水を十分きって、ごま油・チューブニンニク・塩・輪切り唐辛子をいれてまぜます。風味的にちょっと醤油をいれてあっというまに完成。
レンズ豆のクミン炒め
おつまみ豆料理がだいすきで、レパートリーを増やしたくてつくってみた、しぶい一品です。
レンズ豆をもどして、オリーブオイルと塩とクミンで炒めただけ。華やかさが一切ないんだけど、なんだか癖になって、ずっとつまめる味です。
ナチュールのさっぱりした赤ワインに合います。サルシッチャみたいな肉料理の付け合せとしても、とてもよい感じ。
ひたし豆をおつまみにするのがだいすきなのですが、新しく、レンズ豆やひよこ豆を使ったスパイシーな豆おつまみをつくれるようになりたい‥!
選んだワイン
数年前に、友人からヴァン・ナチュールというジャンルを教わってから、一気にワインがすきになりました。1番すきなのが、レ・コステという生産者のワインです。
今回飲んだ、レ・コステのリトロッツォの赤と白は、3,000円台で買える1Lボトルなんですが、めちゃくちゃおいしい!
ちなみに名前が覚えられなくて、「グビグビ」と呼んでいます。グビグビ飲めちゃうのに薄くない。しっかり華やかでナチュール感があって、だいすきです。1Lなのも最高。
ちなみにこちらの「かき沼ワインストア」さんのネット販売で買いました。
もう何度も利用させてもらっています。北千住にある店舗も、店員さんのおすすめが間違いなくて最高なのですが、家からちょっと遠くて‥
わたしは基本、オンライン販売でジャケ買いしてます。
(でもいま、レ・コステのリトロッツォ売り切れてる‥また入荷してほしい‥)
外食をして、何をどんな順番で頼もうか?どのお酒と合わせようか?メニューをながめながら考える時間って最高です。めちゃくちゃたのしい。何度もメニューをみちゃう。あれもこれも気になる!と悩む時間が至福です。
でも、おうち居酒屋の献立を決めて、料理する時間も、おなじくらいたのしいとおもいます。料理はいちばん身近な創作だし、おうち居酒屋みたいなテーマがあると、もっとたのしい!
毎日の家事としての料理は大変な側面のほうが大きいけれど、たまに意識的に「趣味としての料理」の時間をつくると、人生はもっとたのしくなる気がします。
料理のたのしさについては、友だちとやっているPodcastでも話しました。
まだつくったことがないすてきなレシピで、「おうち居酒屋」、またやりたいとおもいます!
至福のおつまみレシピイベント
それで、ちょうど今度、こんな配信イベントをやります。
人気の料理家、SHIORIさんと今井真実さんが、お酒にもごはんにもあう至福のおつまみレシピを披露してくれるイベントです。
当日は、「すぐにつくってみたくなる」レシピをたくさん紹介してくれます。わたしも、レパートリーを増やせるのが、今からたのしみです!
よかったらぜひ見てください。
こちらから申し込んだほうがリマインドが届いておすすめですが…申し込みがなくても、この↓YouTubeからだれでも無料で見ていただけます。
冬になったら、おうち鍋もいいなぁ。