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ベスト・オブ不健康『松田龍平』

我が家にはテレビがない。テレビを手放して4年目に突入した。
地上波が見たい時はTverで見逃し配信を追えばいいし、ニュースはネットで読めばいい。この生活はおすすめ。なんにしても情報の取捨選択は大事。心の安寧が保たれるから。

私の実家のリビングなんて、テレビが流れていて、PCからYouTubeが流れてる。何がすごいって、テレビもPCのYouTubeも同時に父が観ていて、その中で母は読書してるからね。意味がわからない。脳内どうなってんの。

この「見たいものだけを得る生活」になってから、夕食時に夫とアニメやドラマを観るという新しい習慣ができた。Amazonプライムにしか入っていない我が家はNetflix系のドラマは全く観ない。観ないというか観れないんだけど。Netflixのドラマって話題になるでしょう。今だと「地面師」?
Amazonプライムはあまりないでしょう。そういう話題になるもの?(私が知らないだけかな。)そんな中でAmazonプライムで観れる面白いドラマやアニメを探しては夫婦二人の団欒を飾るわけ。

そして、今観てるのがこれ。
WOWOWのドラマなんだけど、Amazonプライムで観れます!!!

主演は松田龍平。
松田龍平って前から思ってたんだけど、不健康そうな男をやらせたらピカイチじゃないか?と思うわけ。

見て。このクソダサ龍平。
引きこもりの40歳男性が家族との交流で外に出ていく話でね、これ↑は、外に出られるようになってちょっと経ってからの姿。絶賛引きこもり中はね、ヨレっよれのスウェット、しかも上下セットのね、グレーの。「じゃがりこ」と「レッドブル」でネットの中で生きてる。
ドロドロ引きこもり物語ではないので、ぜひ観てほしい。面白いから。



私が観た限りの不健康な松田龍平を振り返ってみる。

『NANA』バンドマンren
バンドマンて言ったら、まあ不健康でしょ。青白い顔で髪の毛ツンツンで痩せていて革のピタピタ着てる。うん、不健康。

『まほろ駅前多田便利軒シリーズ』行天春彦
三浦しをんさんの小説を実写化。私は小説から入ったんだけど、小説の中の行天がそのまま出てきたみたいでびっくりした。この行天について語ると割とネタバレになるから言わないけど、めちゃくちゃ不健康。まあ、多田便利軒そのものが不健康ではあるんだけど。

『探偵はBARにいる』高田
(これは結構痛いシーンや大人なシーンが多いので私的には18禁でおすすめします)
この高田は大学院生だったかな。頭も良くて、格闘技もできて、で、もちろん不健康。ボロッボロな車に乗ってる。

『大豆田とわ子と三人の元夫』田中八作
この役は、不健康な役ではないんだけど「不健康そう」なの。ドラマの中でも「元気?」と心配されるシーンが度々あって「元気なさそう」が八作のイメージとして描かれてる。

ね、すごくないですか!!!!
どれもちゃんと違うのに、どれもちゃんと不健康。

他にもね『アヒルと鴨のコインロッカー(原作:伊坂幸太郎)』では「謎の男」だったり、『カルテット』では「一途過ぎ」たり(ネタバレになるので控えます)。

年々、父「松田優作」に似てくるよね。血がすごい。
思えば「松田優作」も不健康な人だったな(完全なる私のイメージ)。

※リスペクトを込めての敬称なしです。


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