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憂鬱な理由

今日は水曜日だが子ども達を学童に預け自分時間をむさぼった。何をするでもない、noteも書けず勉強もできず家事も最低限しかしなかった。久しぶりに小説を読み返した。日があたる寝室でうとうとしながら。2月も半ばになると寒さは厳しいが日が伸びて春の足音が近づいているようだ。

長男のクラスに昨日地元のサッカーチームとリスのマスコットキャラクターが来たそうだ。選ばれた子ども達と一緒にサッカーをしたり、サインをもらったり。ちょっと乱暴な子達が多いから、と今までサッカーに距離を置いていた息子。リアルなサッカー選手達に感銘を受けたようで興奮冷めやらずサッカーやりたい、サッカー選手になりたいとのこと。

穏やかな日々なのにこんなに憂鬱に感じるのは明日末っ子を連れて大学病院に行かなくてはならないから。オランダ語の習得の遅れとコミュニケーションの難しさを指摘された末っ子はMUCLAと呼ばれる組織にある言語聴覚士にみてもらうことになっている。そのものというよりそれに伴う書類を読み込むのが特に憂鬱。質問票などは幼稚園の先生達が記入して送ってくれたそうだが、CCはなく何が送られたか不明。こちらで埋めなきゃいけない書類もあるような気がする。自動翻訳を通して理解できるのはおぼろげであり不安は消えない。自分がオランダ語を話せないことを責められているように感じる。

朝9時の予約に間に合わせるためにはいつもより1時間早く起き長男長女を7時半からやっている学童に預け8時過ぎのバスに末っ子と乗る必要がある。このタスクをこなすことにも不安がいっぱいだ。だいたい広すぎる大学病院で迷うのは目に見えている。30分くらい早く着かねば間に合わないだろう。

これを書いてる間にも早く寝た方がいいことは百も承知。だがだらだらと不安を大きくしてしまうの性格はこの年になると改善は難しいのかもしれない。こんな気の小ささでよく海外に出れたもんだと我ながら感心する。小心者であるがゆえに得てきたものもきっとあるはずだと自分を慰めて、明日滞りなく全てがすぎるよう祈りながらパソコンを閉じる。


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