マシンピラティスに夢中~自分改善の旅⑤『正しくない身体の使い方』は脳の勘違い 

仕事が多忙だったことに加えて、様々な身体の不調も重なり、前回の投稿からかなり経過してしまったので、まずは現状について。

ピラティスは引き続き続けていて、
間もなくピラティスを始めて3年になる。
3年もやっていたらもっと上達していてもいい気もしますが(笑)
むしろ、次々と現れる敵との戦いは当面続きそう。

『正しくない身体の使い方』を正しいと脳は勘違いしてしまう
私の場合、『正しくない身体の使い方』のデパートみたいな状態。
スウェイバックといわれる猫背、反り腰、顎が前に出る、ストレートネック、巻き肩などなど、全てが正しくない身体の使い方になっている。
もう全てが真逆になっているといっても過言ではない。

正しくない身体の使い方を『正しい』と脳が認識してしまっているので、
これを治すには時間が掛かる。
例えばピラティスを行うことで矯正しても、
日数が開くと『正しくない使い方』に戻ってしまうらしい。
良くも悪くも人間の身体の順応性には驚くばかりである。

当然、それぞれの身体のパーツは関連しているので、
一か所ずつきっちりと順に治すというよりは、
関連した個所は少しずつ一緒に修正していくようなイメージ。
だから次々と課題が現れる状態になっている。

私の悩みは身体の痛みだけではなかった

大きな意味で言えばそれも『身体の問題』ではあるが
以前から悩んでいたことの一つに『声』の問題があった。

喉で話してしまうので、すぐに声枯れしてしまう悩み
すぐに声枯れしてしまうのでプレゼンや研修で長時間話せない・・
これは長年の悩みだった。
さらには声が通らないのでお店で声を掛けても大抵気づいてもらえない・・
これをどうにかしたくて、数年前からボイストレーニングに通っていた。(ここ1年ほどは体調の問題で休会中)

身体の使い方の問題は、声枯れの悩みとも関係していた
日本語は喉だけでも発声することができてしまうと知った。
(例えば英語だと、喉だけで発声することは難しい)
だから正しい発声の仕方を知らずに、喉だけで発話してしまっていたのだと思う。
更には、正しい発声をするにはしっかりした体幹が必要なのは
もちろんのこと、正しい横隔膜の使い方や呼吸の仕方も必要となる。
この話を聞いて腑に落ちた。
だから発声でも困っていたのだと。

正しい歩き方、立ち方、発声…わたしは全部できていなかった
正しい歩き方、立ち方、声の出し方・・どれもわざわざ習わなくてもできるでしょ?と思われがちではある。
正しくないやり方でもできてしまうともいえるが、正しい身体の使い方ができていないと、身体の様々なところに影響が出る。
だから、正しい身体の使い方を、子供のころにきちんと学んでおくべきだったと痛感した。

日常生活での身体の使い方から見直しを
身体の使い方を修正する過程で難しいところは、日常生活での身体の使い方から修正していく必要があるということ。

例えばわたしの場合、立った時に足裏にかかる重心が少し左右に寄っている。これは信号待ちの時、駅のホームに立っている時など、
ふと気づくとまた重心がおかしくなっていることがよくある。
常に意識して、日常生活の側からも矯正のアプローチを掛ける。
ここまで何十年と間違った身体の使い方をしてしまっているので
そこまでやらないとなかなか改善しないのが現状。

骨盤を立てる姿勢は大分できるようになってきたが
首・肩周りを中心に克服できていないことも山積みであり、
先はまだまだ長い。


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