大人は子どものために何を選ぶ?
本日NHKの時論公論で取り上げられるようですね。教育に興味があるって言葉を発する方はぜひチェックを!
なんでそんなにGIGAのこと書いてるの?
GIGAスクール構想ね。GIGA = Global and Innovation Gateway for Allです。このためには情報化が欠かせないんです。
あと、次年度は小学校、21年度が中学校、22年度が高等学校の学習指導要領改訂年度となっています。指導要領を読んでいただくと、どのように変化しているのかホントはわかるのですが。。。
一度でいいから読んでみてもらいたいです。教員は読んでくださいね。
学習者主体の学びへ
大きな変わり目なんですよ。学習者主体の学びに変換しようとしているんです。いわゆる一斉授業ではないものに変えたいわけです。すでに変化をさせているところもありますが、ごくまれでして。これは、学校だけじゃなく、周囲を取り巻く大人の課題であるんだろうなと。
このような学びのスタンスに変化させていかないといけないわけです。なぜか?それはグローバル化のためでもあり、個々に学ぶ権利があるから。自分のペースで、学びたい方法で、コツコツと積み上げていくことが「できる」世の中なので、それを学校でもやりましょうということですよ。
でも、大丈夫でしょうか?
ブレーキをかける発言が起こりますよね。まぁ大丈夫です。ちゃんと使って子どもはやるから。彼らの個々のペースで。
マニュアル通り作業を進めるような人材に育てたい保護者の方はいらっしゃらないと思ってます。ただ、不安は付きまとう。なぜ不安なのか。だって「そんな教育を受けたことが無いから」。
でも、よく考えてみてください。10年前にiPhoneが出始めたとき。多くの方が「なんじゃそら?」と言っていたことを。そして、ガラケーにしがみついていたことを。あれ、いまフツーに手元にあったりしますよね。若い世代は、ガラケー?シングルタスクの持ち運べる電話に何の価値が?の時代です。どうなるかは、正直わからない部分もありますけど、今まで通りでは子どもたちがガラパゴス化するのは明らかなのですが。
えー、でも
わかりますが、イヤでも、転換点は迎えます。スマホのように10年ぐらいかかるかもしんないけど。でも、先に使い始めるのか、遅れて使わせ始めるのか。どっちがいいですかね。確実に世の中が変化していますし。その世の中を生きていくのは子どもたちです。さて、閉じ込めたまま嵐が過ぎ去るのを待ちますか?それとも、ちょっと先に(とはいっても、すでに多くの事例がありますが)大人が歩んだことのない学びの世界に「行ってこい」って背中を押してあげますか?
ボクら、大人世代が、子どもたちに提供できるものって何ですかね。面倒見のよさって、エサを与え続けることなんですかね。エサの採り方を考える時間と環境を与えることじゃないですかね。GIGAって各自でエサの採り方を考えるようなもの。最近そう思ってます。