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ネガティヴ感情との、楽な付き合い方

「悔しい」
「辛い」
「悲しい」
「羨ましい」
生きていると、時々こんな風なネガティヴ感情に襲われることがある。

例えば、仕事で自分が失敗して先輩にキツく言われて落ち込んでしまった時、怒りと情けなさが入り混じったモヤモヤが心に溜まる。こんな感情を感じてはいけないと思って、否定してしまうのだ。新人ならまだしも、ベテランの自分がミスしてしまったなんて、恥ずかしい。平気なふりをして、無心に仕事をしてさっさと家に帰る。

帰り道歩きながら、感情を味わう。
「私は今、落ち込んでいる」
家に着くまで15分。タイムリミットを決める。雨に降られた時のように、否定するのではなく味わうのだ。

感じないようにしてしまうと、心に澱(おり)が溜まってしまう。それがどんどん続くと、爆発してしまったりウツになることもある。

ネガティブ感情も大切な気持ちだ。自分の心を守るための大切な防衛反応だ。そして、自分を成長させるための栄養になる。次は失敗しないように慎重になるし、見返そうともっとパフォーマンスを出そうとするかもしれない。

どんな感情も大切な自分の感性だ。一粒一粒をしっかり味わいたいと思う。

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