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選挙にいくってかっこいい。 私の発信からつくる ポジティブな当たり前
来たるべき今月末の衆院選に向け、NO YOUTH NO JAPAN(以下、NYNJ)も着々と準備を進ています。
2019年7月の参院選以来、U30世代の投票率を高めるために、様々な活動をしてきた私たち、NYNJ。でも、今回の衆院選で大きな社会のうねりを作っていくには、NYNJと一緒にムーブメントに加わりたいと思ってくれるU30世代をもっと増やしていくことが必要だと思っています。
NYNJは何者か?を知り、そのミッションとビジョンに共感し、衆院選でこれまで踏み出せなかったあと1歩を、ともに踏み出してくれる仲間を増やしたい。
政治の話はまだまだタブーと感じるこの社会の中で、次の衆院選では半径5メートルにどんな影響を与えていくことができそうか、自分たちにできる発信について考えるイベントを開催しました。
イベント概要
「 \ NO YOUTH NO JAPANと話そう! / 私もできる発信」
2021年9月25日(土)11:00-12:00
Zoomにて開催
プログラム
オープニング
イベント概要/注意事項/アイスブレイク
1部:NYNJ誕生秘話(クイズもやったよ)
2部:ディスカッション(ブレイクアウトルーム)
クロージング
アンケート/写真撮影
NYNJ ≠ ただの政治メディア。
NYNJといえば 、始まりとなったInstagram。
私たちのことを、“便利な政治メディア”と認識している方も多いかもしれません。
もちろん、NYNJが発信するコンテンツを、役立つメディアと捉えていただけるのはありがたいですし、「分かりやすい!」と言われる声も嬉しいです。
それでも、私たちが目指しているのは、U30にとって使いやすいメディアか?と言われると、そうではありません。
NYNJは、私たち自身を「U30世代に参加型デモクラシーを根付かせるために、メディア・イベント・キャンペーンをつくるプロデュース集団」と認識しています。
現在の日本は、若者の声が十分に政治に届いているとはいえない構造がある。
コロナ政策、最低賃金、選択的夫婦別姓や同性婚といった結婚や家族のカタチ、老後の生活。
わたしたちの生活に確実に大きな影響を与えているのは政治でもあるのに。
社会に課題はあるかもしれないけれど、それでもきっと声が届けばその課題は少しずつ自分たちの手で変えていける。わたしたち若者は、社会をつくる担い手なのだと自信を持って言うことができる。そんな想いを持つU30世代を増やし、参加型デモクラシーが当たり前になる社会を実現するために、私たちは、メディア・イベント・キャンペーンを通じて、うねりを作っていこうとしているのです。
イベント前半では、このような私たちのミッションを今一度皆さんと共有すべく、私たちNYNJの誕生秘話に始まり、私たちが目指しているもの・やってきたこと、そして、衆院選で予定しているキャンペーンについて紹介しました。
「選挙に行くってかっこいい」あなたの発信からポジティブな「当たり前」を作ろう
詳しくは改めてnote記事でもご紹介予定ですが、今回の衆院選で私たちが起こしたいムーブメントの一つに「投票に行くポジティブなプレッシャーをつくる」ということがあります。
そこで、イベントの後半では、私にもできる発信はなんだろう?というテーマで、NYNJとイベントに参加してくださった方とのディスカッションを行いました。
このテーマの背景にあったのは、「見える発信」について積極的になれる人が1人でも増えてほしい、発信する際の不安が減ってほしいという想い。
投票に行ってはいるけれど、投票に行ったことを周りの方へ伝えることまでしている人は、まだまだとても少ないはずです。
でも、U30世代の投票率を上げていくためには、「選挙に行って自分の意思表示をすることって当たり前のことなのかも」「ちょっとかっこいいかも」「選び方がよくわからないと思って投票を避けてきたけれど、周りの意思表示をしている人を見ていると、自分にもできるのかも」と思ってくれる人が増えていくことが必要です。
そしてそのためには、すでに政治にちょっと関心を持っている人たちが、投票に行ったことや政治に関心を持つのは当たり前でかっこいいことだよというメッセージを、周りに見えるように共有していくことがとても大切だと感じています。
友達がInstagramやTwitterで気軽に政治や社会のニュースをシェアをしていたら。ふと入ったカフェで、電車で、隣から楽しそうに次の選挙について話す声が聞こえてきたら。
「こういうことに関心がある人も周りにいるんだ」「投票先のこんな選び方があるんだ」と思ってくれる人が増えるはず。
ディスカッションタイムでは、まずNYNJメンバーから、政治について発信をしたきっかけと発信をするときの不安の解消方法をご紹介。その後、参加者の皆さんと一緒に、どんな発信なら自分にもできそうだろうか?を率直に話し合ってみました。
SNS、雑談、ファッション…「見える発信」はそれぞれ。
ディスカッションタイムでは、発信の方法について、参加者の皆さんから、これならできそうという様々なアイデアをいただきました。
一部、紹介させていただきます。
・ ニュースを見ていて 辛いという気持ちをシェアしてみる
・コロナなど、自分にも身近な人にも当てはまる身近な話から政治の話につなげてみる
・政治や経済の授業と絡めてシェアしてみる
・はじめはSNSではなくて、安心して話せる環境で雑談からはじめてみる
政治にちょっと関心があるよ・投票に行ってみたよという意思表示は、SNSや雑談場所での直接的なものに限りません。
例えば、少しメッセージ性のあるTシャツやアクセサリーなどファッションを身につけてみたり、企業メッセージに共感するブランドのプロダクトについて「これ欲しい!」の共感シェアをしてみたり。または、タレントさん・芸人さんの発言で、共感できるポストやツイートをシェアしてみたり。
まずは自分の心理的な安全が確保されているところから、できるところからチャレンジしてみれば大丈夫。そのスタイルも伝え方も、人それぞれの方法があるはずです。
来る衆院選。発信で私の周りに変化を起こそう
10月31日は、衆議院選挙の投開票日。
今回のイベントのアンケートでは、参加者の皆さんから
「「発信」することに対して色んな人の意見を聞けて新しい発見があったので、SNSと直接話すことをミックスして、上手く政治の話を膨らませてみたい」
「授業で扱ったテーマや 身近な話題を通じて話をしてみようかなって思いました。」
といった、心強い言葉をいただきました。今回ご参加いただいた皆さんやこの記事を読んでくださった方にとって、発信を後押しできる機会になったのならとても嬉しいです。
衆院選では、投票に行こうよ・私はこんな理由で行ってみるよという意思表示が、ポジティブなメッセージとして広がり、私も自分の想いを一票に託してみようと思える人が一人でも増えるよう、NYNJでは現在、様々な取り組みを温めています。キャンペーン、ぜひ楽しみにお待ちください。
また、今後のNYNJイベントでは、継続的に集まれる場づくりにも挑戦し、「以前のイベントでこんなことを思って実践してみたら、こんな反応が返ってきた」という感想を共有できて、一人ひとりが自分の行動に意味を感じられる場所を作っていけたらいいなと思っています。
ぜひ、これからのイベントも、皆さんからの積極的なご参加、お待ちしています!
(文=吉岡星・名倉早都季)
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