コダワリと認知のズレ

味覚に対するこだわりがあるのかないのか、よくわからないなと思う。家でのご飯は同じ銘柄じゃないとスグ食べなくなっていたし、かと言って外食で苦労するかと言われると…しているのだろうか。
基本的に何でも美味しく食べられているつもりだが、何でも美味しく食べられるほどのバカ舌でもない。バカ舌でないからこそ、好みの味みたいなのがあったり、気分によって食べわけたりすることもできていたのだが、今はその気力すらなくなっている。

衣服に関しては何かとわかりやすい部分はあるかもしれない。締め付けられたり足元を風が吹き抜けたり、そういう感覚があると少し落ち着かなくなる。
学生時代、クラスメイトの提案で裾上げをさせられたが、足がスースーするからと言う理由で、黙ってスカートの裾を下ろしたら、あんまり良く思われなかったような気がする。
衣服のコダワリに関していえば、心地良い感覚と噛み合わないと出かける気力がなくなってしまうので、かなり深刻なのかもしれない。

どこから甘えなのか、歪んだ認知なのか。私が今後の通院を通して知りたいのは、自分の特性に対する対応法と認知のズレである。少なくとも、自分と時間と金銭に対する認知はズレているだろうと実感する。
自分の性質をとにかく悪いように見てしまう。家事をしていると、いつまでも終わらない気がして、自分の時間を失うような感覚に襲われてしまう。無職であることで金食い虫のように感じてしまう。

考えれば考えるほど、自分は自分に困っているのだと実感する。そして、その困り事が他者からどう見えるのかを意識するあまり、理論的には正しくない向き合い方で、自己判断で処理してしまったのだろう。

どうかこの認知行動を変えたい。いまの私が望んでいるのはそれだけである。

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