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つぶやき0214

繕うための何もかもを

すてていいのだと思えた

そうだ今日はよく月が見えるはずと

淹れたての珈琲を手に包んでベランダに出た

冷たく綺麗な空気のまっすぐ上に

満ちゆく途中のあなたがいた


月を見ると思い出すひとがいる、不思議だ

わたしはわたしの未来を信じる

いつも泣いてばかりで強くない

でも ふ と

心がほころぶ瞬間に

今日も出合えたのだからそれでいい

いつも忘れて力んでしまう心身を

解してくれるのは

この冬の青と白と、カップの中の琥珀色

知っている覚えている

温度と香りと滴の音が

ただ静かに窓を打つ


今日は久しぶりに

よく眠れると思います

おやすみなさい


---追記---

寝過ぎました