【マーケティングリーダーさわっち】‟自分で考えて決断する自立心をこれからも大事に”
1、業務内容と働き方について
ーーさわっちのお仕事内容を教えてください。
ノベルワークスは、kintoneやガルーンの関連サービスであるプラグインや
機能拡張サービスを自社開発・販売しているんですが、私はそのマーケ
ティングやSEO(検索エンジン最適化)やHPの管理、開発者との調整をして
います。
プロダクトの開発チームと、カスタマーサクセスリーダーの"うえむー "と
連携して仕事することが多いです。
ーーさわっちはどうしてリモートで働いているんですか?
私がリモートワークなのは、旦那の転勤があるからです。今は三重、
その前は姫路、その前は京都に住んでいました。転勤の度に、仕事を辞めて引越して、生活環境が変わって、また仕事を探して、というのが嫌だった
ので、リモートで正社員を募集していたノベルに入社しました。
住む場所が変わっても同じ会社で働き続けられるリモートワークという
選択肢があってよかったなと思います。
実は最近、リモートでいろんな地域に住むのが楽しくなっています。
今まで全然関わりのなかった地域のことを第二の故郷のように感じる
からです。
以前住んでいた「姫路」がテレビで移ったら懐かしいし、まるで日本地図に色が付いていく様に知っている地域が増えるのが嬉しくって!
だから今はもっと色んな地域に住んでみたいです。
異なる地域に住んでその違いを発見することがすごく面白いんです(笑)
ーーフルリモートで働くとメンバー同士のコミュニケーションが
課題になってくると思いますが、さわっちが気を付けていることはありますか?
一つ目は、「質問+質問の意図もしっかり伝える」ことです。
ノベルではslackで従業員同士のコミュニケーションをとっているんですが、意図を言わないと質問(とか依頼)している理由が伝わらなくて、思ってる回答がこなかったりコミュニケーションロスが発生しやすいと思うんです。
例えば、
「例)仲良くしている販売パートナーさんいましたっけ?」
という質問をしたいときに、それだけ聞くんじゃなくて
「A社の人から聞かれているから質問しています」
と伝えると
「あ~A社から聞かれているんやったらこう答えといたほうが良いよ!」
という私の意図を汲んだ回答をもらえるんですよね。
私もいきなり質問だけされると、「この質問がでた背景がわからんと
答えにくいな・・」ということがあるので、テキストのコミュニケーションでは特に質問(依頼)の意図を伝えることを意識してます。
二つ目は、「出社やビデオ通話で頻繁にコミュニケーションを取ること」
です。リモートで働いているとどうしても「一人で働いている感覚」に
なってしまいます。
入社当時は、他の人と横断的にやる業務もなく、本当に誰とも喋らず
仕事していたのでメンタル的に参ってしまうこともありました。
・私はちゃんと仕事をやれてるんだろうか?
・何を求められてるんだろうとか?
・どれが正解なんだろう?
・みんな何を考えてるんだろう?
そんなふうに不安に感じることが多く、会社に所属している感覚が薄れて
しまい、モチベーションも下がりました。
今は私と同じリモートワーカーのうえむーと、毎日業務以外の事も共有する時間をしっかりとっているし、月一回は出社して、事務所に出社している
メンバーとコミュニケーションをとりに行ってます。
そうやって「お互いの気持ちを共有すること」や「モチベーションを保つ
こと」に気を付けて、リモートだけど会社のみんなと一緒に働いている感覚を忘れないように働いています。
ーーリモートワークが定着しているノベルのコミュニケーションを、入社当初どう感じましたか?
初めから皆さん気さくな感じだったので、そこまで気負うことはありませんでした。
ただ、ノベルでは「メッセージが来たら必ずリアクションを取る」という、最低限のマナーとしてのルールがあります。リアクションはコメントでも、絵文字でもOKなんですが、「上司に絵文字ってどうなんやろう?」って思ってたんです。
でも、代表の満村さんが率先して「上下関係みたいなの要らんでしょ!」という空気でカジュアルに絵文字や口語でメッセージする「環境」を作ってくれていました。だからテキストでのコミュニケーションも活発なんだと思います。
もちろん無礼講だとかそういう話ではなく、上下関係だろうとちゃんとリアクションをとって積極的に自分を表現していく方が大事なんだ、という意味だと私は思います。
2、原動力はなに?
ーーでは、仕事をする上でのモチベーションはなんですか?
私は結婚してるんですけど、経済的に自立していたいと思っています。
いつでも自分の意志で行動できる状態でいれば、大切な人やパートナーに
何かあったときに自分の意志で決断してフォローができるからです。
私がそう思うのは、多分、ちゃんと自分の意見を尊重していたいと思うからです。そのためにも私は、「自分で仕事をしている」ことにすごく意味を
感じています。
ーー「自立していたい」と考える様になったきっかけは
なんだったんでしょうか?
東日本大震災の1年後、宮城県で開催された音楽フェスに参加した時のことです。
BRAHMANのTOSHI-LOWさんが話してくれた被災経験者の方のお話に突き
動かされて、被災地のボランティアに行くことを決めたことが、きっかけになったと思います。
私が好きなバンドマンは「Do it yourself」の精神で音楽活動をしている人が多く、"自分のことは自分でやる” をモットーに生きていて、決断も実行も
自分の意思で動いているんです。
だからこそTOSHI-LOWさんの被災経験談を聞いて、誰かがやってくれる
だろうと思うのではなく、まずは自分自身が行動しようと思ったんです。
「この人達の音楽を聴いている以上は ‟行動を起こす理由やその精神” も継承しないと本物じゃねえ!」って(笑)
だからその時、自分を信じるためにもボランティア活動に参加することに
決めました。その時行動に移せたことがきっかけとなり、自分で決断して
行動するために経済的にも自立していることが大事だと思っています。
ーーその経験で自立心を得たんですね。「自分の意見を尊重したい」という面ではどうでしょうか?影響を受けた人はいますか?
そうですね、最近はずっと「ハロー!プロジェクト」のアイドルが大好きで、特にアンジュルムというグループで活動していた和田彩花さんとの
出会いがきっかけで考え方が変わりました。
彼女はフェミニズムについて勉強をしながら、「アイドルの人権はどう
守られるべきか?」といったことを自身の経験を基に発信しています。
ハロプロの楽曲は、地球や平和について歌っているものも多く、それが日常の地続きに感じられるようになっていて。
だから聞いているうちに自然と、世界のどこかで起こっている災害や戦争に対して、「自分にできることは何か?」を考えさせられるし、メディアで
人権問題に関わる話題が出ると「どこが問題だったのか?」を自分の頭で
考えて、意見を持つことが習慣になりました。
彼女を応援するうちに私も、人権やフェミニズムなどを勉強するように
なり、自分の意見を持ってそれを表現したり行動することの大切さを学び
続けています。
ーーそういった事が仕事にも反映され、広い視野をもって社会や社内を見ることができたり、人に流されず自分の意見をもつことに繋がっているんですね。
3、仕事とノベルワークスについて
ーーさわっちの仕事への向き合い方が分かるエピソードを教えてください。
そうですね。私は納得いくまでとことんやるタイプだと思います。
そのおかげか、前職でも一人だけめっちゃいろんな仕事を任されることが
多かったんですが(笑)
例えば、入社2年目の2022年に、初めて東京のビックサイトで大きなイベントに出展する機会があったんですが、私はその出展企画を担当することに
なりまして。
これまでもイベントの出展経験はあったんですが、そのイベントは出展料も高額で、展示ブースの装飾業者の手配を一からしなくてはいけないという、少し勝手が異なるものでした。
準備期間は短く作業内容は山積みだった中、ブース設営業者にデザイン
イメージを何度伝えても、中々イメージ通りのデザイン案があがって来ないことがあって。
手一杯の状態でしたが、私はどうしても納得いかなかったので、デザイン
ソフトを使って自分でブースデザイン図を作り、この通りに印刷してもらうよう業者の方にお願いして発注しました(笑)
「それは違うやろ!このままじゃ理想通りに実現できんわ!」って思ったら自力で納得いくまでやります。
ーーノベルに入ってさわっちが成長・変化したと思う点は
どこですか?
二つあると思います。
私は以前、銀行で働いていたんですが、当時は「会社が示すルールに従い
毎日出社すればよくて、長く働けば年功序列で給与も上がる。
だから頑張っても頑張らんでも一緒じゃない?」という感覚でした。
でもノベルで働きだすと、会社の研修で「お金の考え方」を学んだり、
自分でプロダクト販売をしたり売上管理をするようになって意識が変わりました。
「え!こんな売上でチームメンバーの給与だされへんやん!」とか「おお!今月いつもより利益出てるやん!」とか、そうやって組織のお金の流れが
分かるようになったんです。
すると今度は「自分は月給これだけもらってるけど、それに値する仕事してるんかな?」とか、「今月の売り上げはこんなに達成したからこれだけもらってもいいか!」と、会社の収支感覚がジブンゴトになっていきました。
あとは、ノベルは実力主義なので、慢心してたら後から入社した人にも
追い抜かれるかも!という緊張感があります。
ここでは自分が頑張った分だけ返ってくる、頑張る意味があるから頑張ろうと思えるようになったのは変化した部分だと思います。
ーーあなたにとって仕事やノベルはどんな存在ですか?
自分の本来の性質より明るい人が多いので、自分を明るい気持ちにさせて
くれる場所だと思っています。
例えば、私が初めてスパルタンレース(世界最高峰最大級の障害物レース)に参加した時のことです。ノベルでは社長の満村さんをはじめ、体育会系メンバーが毎回レースに参加しているんです。正直これまで運動してこなかったので、不安だったんですが、ノベルのメンバーやその時初対面だった方も、私の隣りに付いてフォローしてくれたり、声をかけ続けてくれたおかげで、無事ゴールすることができたんです。
「他人のことをこんなに明るく楽しく最後までフォローしてくれる人がいるんや!?」衝撃と感動でいっぱいでした。
ノベルが目指しているのは「世のため人のためになるテクノロジーを作る」事ですが、同時に「ハッピーに他人を助けるのが普通の人」の集まりのようにも思います。だから私もそうなりたいし、そんな仲間と一緒に働いていたいと思っています。
株式会社ノベルワークス
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