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夏と冷房。


夏が近づくにつれて気候の変化に対応しなければならない。

古民家は比較的に夏は涼しく、冬は寒いと言われている。

案の定この古民家も土壁でその言葉に当てはまるだろう。

エアコンをつけてみると、何やら水がゴロゴロ動いているような音が聞こえる。

ポタポタと水が垂れてくるのではないかと心配になる。

一応エアコンの下にタオルを敷いてみたが、どうやら垂れては来ないらしい。

再び付けるとまた水がごろごろする音は聞こえてくるが、どうやら使えているので大丈夫なようだった。

すでに30度を超えて来ているところを見ると、今年の夏も相当に暑そうである。

6月の電気代はそんなに高くはなかったが、これからは一段と高くなりそうだ。

新しいエアコンは効き目は良過ぎて28度でも寒いくらいであった。

この古民家には扇風機がない。

正確には卓上の小型扇風機が一台あるのみである。

ちょうど実家に帰る用事があり、親と出かけた時のことだ。

実家の扇風機を1台増やさねばならないとのことで、電気屋に共に着いて行った。

電気屋はシーズンということもあり扇風機が多種多様に用意されていた。

しかし値段がそこそこ高く、悩んでしまう。

電気屋ではなく、ホームセンターに狙いを変えてみた。

するとそんなに高くない値段でそこそこの品を発見した。

見てみると性能も悪くなさそうだ。

親も推奨し、私自身も口コミなどを見て良いのではないかと提案した。

すると古民家に置く扇風機も買ってくれると言うではないか。

なんと助かることであろうか。

いや、着いて行って良かった。

早速古民家に戻ると扇風機を組み立ててみる。

起動も問題なく、しっかりしている。

夏への準備は万端だ。

あとは電気代をしっかり稼がねばならないだけだ。
目処は立ってないが頑張るぞ。

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