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Photo by
loveleeekta
存在するということ
私には子どもはいないんですが、
うちの猫はみんなうちの子です。
死んじゃった子も含めて、私の子です。
死んたからといって
いなくなったわけじゃないと思うんですね。
オカルト的意味でなく、本当に実在としていると。
物質としての存在はないのかもしれないけど、
むしろ物質としての制約から自由になった
実在する存在として、いると、私は思う。
こういう考えは
聖書に反していると思い込んでいた。
体がないから存在がないなんて、
だれが考えたんだろう。
科学で証明できないからって、
それが存在しないなんて、
科学を過信しすぎ。
私から去った大切な家族も、
もちろんそうだと思います。
この話は、2021年12月にEテレで見た
コレヘトの言葉に出演していた
若松英輔氏の本が
胸に刺さりまくっているのがそのおおもとです。
私は14年近く、死について考えている。
自分の死ではなく、
私にとって大切な存在だった
父の死について。