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【芸術は場数だ】お芝居の話
こんにちは、都内 劇団員BACK(a)ちゃんです。
「芸術は爆発だ!」—この言葉は、1970年に開催された万国博覧会のテーマ館の一部として建造され、現在も万博記念公園に残る【太陽の塔】の制作者、岡本太郎さんの言葉です
実際、もともとは「芸術は場数だ」という言葉を聞き間違えたというエピソードが有名です。
若い頃、演出家からこの話を聞いたときは、「へぇ、そうなんだぁ」と笑いながら受け止めていました。
しかし、今はこの言葉の重みを実感し、「場数だ」という意味が胸に響きます。
ボクの劇団の座長は、まさに「常在戦場」ならぬ「常在劇場」といえる人で 周囲が心配になるほど、舞台に立ち続けています。
芝居への情熱があるだけでなく、「芸術は場数だ」というメッセージを身体と魂で感じ取り、理解しているのだと思います。
そんな姿を日々見ているせいか、今日は「準備が足らん」と感じる瞬間がありました。スタッフとして関わる作品の稽古で、本読みの時間中、どうしてもこの感覚を拭えませんでした。
若手というわけではないのに、参加者の一人が自身の不備を「しょうがないじゃん」と軽く流してしまう姿に、多少のイライラを覚えました。
しかし、気づきました。「準備が足らん」わけではなく、「場数が足らん」だけなのかもしれないと。
舞台は経験で磨かれるもの。未熟さは、ただの不足ではなく、成長の余地を示しています。「芸術は場数だ」という岡本さんの言葉が、私たちの背中を押すように感じます。
今日 あらためて 場数を重ねることでこの道をさらに進んでいきたいと感じました
みなさんも場数を積む挑戦をされてますか?
よければその経験を聞かせてください♪