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あなたが届ける言葉
誰かの一言や本の中の一節に、心が救われることがあるように、届いた手紙にあった一言が、そのあとずっと心の支えになる・・・
そんな大切な一通があります。
人の言葉、書いてある言葉に救われることが多いのはなぜでしょうか?
それは、人が言葉によって考え、感じ、つながる存在だからではないでしょうか。
今日はその、いくつかの理由を挙げてみます。
言葉に救われることが多いのはなぜ?
1. 自分の気持ちを代弁してくれるから
苦しいとき、悲しみに暮れているとき、寂しいとき、言葉にならない感情を抱えているときに、誰かの言葉が「まさにこれだ」と感じられる瞬間があります。
自分だけが感じていると思っていたことを、言葉として目にすると、「あぁ、分かってくれる人がいる」と安心し、救われる気持ちになりますね。
2. 客観的に見つめることができるから
悩みや不安の中にいると、そこにどっぷりとはまり込んでしまい、どうしても視野が狭くなってしまいます。
そんなときに、本の一節や手紙の言葉が、新しい視点を与えてくれることがあります。「こんな考え方もあるのか」「この人も自分と同じことを乗り越えてきたんだな」と気づくことは、前を向く力が湧いてくるきっかけにもなることでしょう。
3. 時間を超えて届ける力があるから
本や手紙は、過去の誰かが書いたものであっても、今のあなたの心に響くことがあります。
それは、言葉には、時を超えて、変わらない思いを伝える力があるからです。例えば、何十年も前の手紙を読み返して、改めて励まされる…といったような場面です。
4. 書かれた言葉はカタチとして残るから
言葉を耳で聞くだけではなく、文字として目にすると、その言葉が形となって心に刻まれやすくなります。
特に手紙は、相手が自分のために書いてくれたものだからこそ、その一言が印象に残り、長く心に残ることでしょう。
5. 人はつながりを求めるから
人は本質的に、誰かとつながることで安心を感じます。
言葉は、距離や時間を超えて人と人をつなげる力を持っています。特に孤独を感じるときに、人の言葉が届くと、それだけで心が温かくなり、支えられるような気持ちになるのです。
終わりに
人の言葉、本や目に触れた一文に、心が励まされる…あなたにもきっとそんな経験があるのではないでしょうか?
それが手紙ならなおさら、直筆の温かみや相手の想いがこもっていて、その一言は深く心に刻まれていることでしょう。
手紙の一言が、受け取った人の心を支える・・・
あなたの大切な人にもそんな体験を届けられたら、とっても幸せだと思いませんか?
大切な人に、手紙を書いてみましょう。
あなたが届ける手紙の言葉が、相手の心を温め、支え続けるものになることを願っています。