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遅れてやってきた2024夏アニメ感想

どうも、ものなるです。

2024年夏アニメの感想まとめです。
なぜこんなにもラグがあるかというと、9話前後で箸が止まってた作品が複数あるからですね。(なんで?)
アニメ感想も恒例化していきたい。



評価基準

EX 歴代トップレベルの作品
S めちゃくちゃ面白い作品
A かなり面白い作品
B 面白い作品
C 普通な作品


【S+】負けヒロインが多すぎる!

映像SSS。内容もS。
アニメオタクみたいな顔してるのにこれ見てない人いたら磔にして火炙りにするレベル。
初っ端からかなり面白くて、飛び抜けて面白い回があるというよりか、全話100点の優等生タイプな作品。今期アニメの顔ということでS+に。
とにかく映像がいい。こんなに色濃く夏と秋を感じられるアニメある?
メインキャラクターの心象描写から、どこか懐かしさを覚える高校の校舎やモブ生徒まで、すべての描写が異常なまでに丁寧。エーピクは神です。
主人公の温水くんもかなり好きなタイプの主人公だったな。学園ラブコメの主人公なのに誰にもやじるしを向けてないから、キャラクターからキツイ性欲を感じないのがいい。別の作品でいたらモブみたいな彼だけど、それは違うだろ!ってシーンでしっかり一歩踏み込めるのはやはり見ていて気持ちがいい。重い過去とかトラウマがないのもいいね。(あれだけお兄様LOVE♡なかわいい妹がいたらそりゃ高校でも孤高でやっていけるよな。ズル禁止)
また夏が来たら見返したいと思える、いい作品でした。

推しは八奈見さん。いっぱい食べる女が好き。

【S】小市民シリーズ

アニメ放送前からのオタクなので当然のようにS。
そもそも、この作品がアニメ化されるとは一ミリも思ってなくて、発表された瞬間にガチで椅子から転げ落ちた作品。
米澤穂信さんの青春ミステリは、古典部から小市民、図書委員、ベルーフまで全巻読破済み。自分を特別な存在だと勘違いして全能感に浸ってる学生の鼻っぱしをへし折るこの作風がほんとに大好きで、その中でも小市民シリーズは特にお気に入りの作品だったから、どうしても忖度が入ってしまうけど許して。
小市民シリーズは夏の終わりまで長いチュートリアルだと思ってて、アニメ化に際して新規の人に前半で飽きられないかすごく心配だったけど、(観測できる範囲で)意外と視聴継続してくれた人が多かったみたいで、原作勢としては嬉しい限りです。
映像技術的なことはよくわかりませんが、あの乾いた夏とビターな雰囲気は出せてたと思うので忖度抜きにしてもS評価とさせていただきます。原作の尼削ぎチビから萌え度が上がったアニメ版の小佐内さんも良き。(小鳩くんはちょっと解釈違い起こしたけど完走後はこれはこれでありかもと思えた。健吾は健吾でした。)
二期の制作も決まっているので、大人気の秋期が放送される来年が楽しみですね。


【S】僕のヒーローアカデミア 第7期

原作履修済み。長期シリーズ物を〇期アニメ評価に入れるの抵抗あるけどまぁいれとくかの気持ちでS評価に。
長年続いてきたシリーズのクライマックスということで、毎話神回しかない反則みたいなアニメでした。正直ここまで来ると好きなシーンしかないけどその中でも、群訝山荘跡でのvsAFOはすべてのマッチアップが激アツで過去最高に面白かったです。ハートビートサラウンドレガート。
作品への思い入れだけなら評価EXに相当する作品だけど、1クールアニメ評価の意図に反する気がしてSに留めておいた形。
あと、来年放送のファイナルシーズンが劇場公開じゃなくてよかった。41巻の最後とか絶対ボロ泣きして鼻水ズビズビになるし。


【A-】ATRI -My Dear Moments-

個人的問題作。原作ゲーム履修済み。
結論から言うと、「これ、ゲームでよくね?
別に作画が悪いわけでも、原作改変が特別悪いわけでもないのに、アトリがかわいいだけの作品に成り下がってた印象。ゲームだと終盤かなり泣いたのにアニメでは涙一つ流れなかった。残念。
本筋の話がなにもかもさらっと流れてぬるっと解決した気がする。
原作改変部分でいうと、アトリが竜司と別れるときに、「お前のこと嫌いじゃなかったぜ(確かこんな感じのセリフだったはず)」つっていい感じの別れ方したのかなり印象に残ってたんだけど、幽霊船やアホの竜司のくだりがなかった影響で、めちゃさらっと別れてて悲しかったです。アホの竜司に嫉妬してる描写ほぼカットされてたよね?多分
あと、OPEDのタイアップ臭がきつい。雰囲気に合ってていい曲だったら別にいいんだけどなんか微妙だし(個人の感想です)
終わった作品の粗探しをする気はないけど、ゲームを見直したらまた印象が変わるんだろうか。
まぁ動くアトリがめちゃくちゃかわいいのは当然として、水菜萌が原作の100倍かわいくなってて驚いたし、萌えアニメとしてはよかったんじゃないでしょうか。
これが例の9話前後で箸が止まってた作品その①で、もやもやを解決できずに旬がすぎて義務視聴になったのが非常に残念。

ゲーム版はロープラノベルゲーの中でもかなり面白かったので、アニメが物足りなく感じた人はこっちで補完してくれると嬉しいです。2024年10月20日まで50%オフでなんと1,100円。安いね。プレイ時間は10時間ほど。


【B】逃げ上手の若君

通称逃げ若。普段見ないタイプのアニメだけど、TLに流れてきた雫ちゃんのファンアートに釣られて視聴開始。面白かった。面白かったんだけど「逃げ若がさあ!亜也子のさらし姿がさあ!」と語りたくなるほどハマりはしなかった。
歴史モノが苦手なのは変わってなかったっぽい。
こちらも9話前後で箸が止まってた作品その②。蟻が沸いてるおっさん討伐したとこで満足してそのまま続き見るの忘れてた。
色々ハイクオリティな作品だけど、合わないというただ一点で評価Bに。


【B】ひみつのアイプリ

いうほど2024夏アニメか?
何も考えずにしあわせ~♡になれる神アニメ。
あと、シンプルに曲がいい。

ネバギバラバー きみといれば
とほうもない 運命も
ネバギバラバー いつのまにか
始まっちゃうよ! 始まっちゃうよ!
(中略)
すごすぎるプログラム
それでも分からないときは
そうだ代わりにね占って
せーので正解ドアを開いてみせよう
ねぇねぇだから行くよ

作詞:真崎エリカ 作曲編曲:矢鴇つかさ(Arte Refact)アイスマイリン「ネバギバラバー」より

プログラミングが得意なお調子者のアイリと占いが得意なリンリンのコンビが解散寸前の喧嘩を乗り越えた先での初デュエット曲。
失礼、シェフを呼んでくださるかしら。

バズリウムチェンジの演出がほんとにいいんだから。


【B】時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

通称ボソロシアさん。ロシアーリャさん。とでるのさん。
序盤は覇権ラブコメの顔つきで、同期の「負けヒロインが多すぎる!」と肩を並べて幅を利かせていたものの、生徒会編が始まった瞬間、スンとおとなしくなった作品。こういう作品を見ると、エゴサをしているであろう原作者さんに同情してしまってツラい。
原作ラノベの範囲だと序盤も序盤しか見てないのに、「ロシア人の顔がかわいいだけの作品」「無能ロシアさん」「仕事のできない雪ノ下雪乃」なんて言われてて許せねぇよな!!!制作が決まってる二期の範囲で、ボソロシアさんは生徒会に入ってからも面白いんだぞ!!!って見返してやりましょう!!!
俺は原作見たことないから続き知らないけど。


切った作品 

・2.5次元の誘惑
原作履修済み。序盤は普通につまらん。

・菜なれ花なれ
3話まで見て面白くなりそうと思えなかった。

・NieR:Automata Ver1.1a
原作プレイ済み。割と見れそうだけど気が向かなかったので。

・ワンピース エッグヘッド編
バトルシーンだけ見る極悪ムーブをしたので。

・vtuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
暑かったから冷房代わりに流してたけど寒すぎて消した。

・鹿
ぬん。




総評

負けヒロインが強すぎる!




じゃあ、また!

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