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生成AIで書いた文章が頭に入らないワケ

私はChatGPTを多用して記事を書いている。
もちろん、使わずにすべて自分の言葉で表現する時もある。

私が使用している生成AIは、
主に「ChatGPT」と「Copilot」
どちらも無料版で使用している。

この記事では、生成AIで文章を出力し、
それがどのような印象を持つのか、

再確認してみようと思う。


◆プロンプトを入力し回答を得る

ChatGPTを使用しひとつの記事を作ろうとすると、「プロンプト」を打つ必要がある。

プロンプトとは下の画像の赤枠内の、
こちらが指示する言葉

プロンプト

そしてこのプロンプトを打つことにより、
ChatGPTが回答(出力)してくれる。

回答出力

今は分かりやすいように画像を貼っているけれど、左下に「コピー」ボタンがある。

それを押せばChatGPTから出力された文章がコピーされ、そのままテキストとして貼り付けることが出来る。

例としてこのプロンプトを打ってみたが、
この文章ですでに「何か」を感じた方がいるかも知れない。

◆ChatGPTの文章

では、もう一つ試しに打ってみる。
今度はコピーで出力しそのままテキストで貼る

プロンプト
#夏の思い出について教えてください

夏の思い出にはいろいろなものがありますね。例えば、以下のようなものが一般的です:

海やプールでの水遊び:
暑い夏の日には、海やプールで泳ぐことが最高の楽しみです。友達や家族と一緒にビーチボールをしたり、スイカ割りを楽しんだりすることがよくあります。

夏祭りと花火:
日本の夏といえば夏祭りと花火大会です。屋台で食べ物を楽しんだり、浴衣を着て踊ったり、夜空に咲く大きな花火を見上げたりするのが、夏の醍醐味です。

キャンプやバーベキュー:
山や湖の近くでキャンプをして、自然の中でバーベキューを楽しむのも人気です。夜にはキャンプファイヤーを囲んで、星空を眺めたり、話をしたりする時間が特別です。

旅行や観光:
夏休みを利用して、普段は行けない遠くの場所へ旅行することもあります。観光地を巡ったり、新しい文化や風景を楽しんだりするのが魅力です。

家庭菜園やガーデニング:
夏は家庭菜園やガーデニングの季節です。トマトやきゅうりなどの野菜を育てて、自分で収穫する楽しみがあります。

夏の特別な料理:
冷やし中華、そうめん、かき氷など、夏にしか楽しめない特別な料理を味わうことも楽しいです。

これらは、多くの人々が共感できる夏の思い出の一部です。あなたにはどんな夏の思い出がありますか?

この誰でも知っているような内容で、
何の変哲もない文章。

ChatGPTだけではなく、
今度はCopilotで試してみよう。

◆Copilotの文章

CopilotもChatGPTと同じく、
プロンプトを打って回答を得る。

では、まず画像でお伝えする。
下の画像の赤枠が、プロンプト入力の箇所

「敬語」と書かれているが、これは自動で入ってくる。「ビジネス」とかも入ったりする。
要するに、語尾や文体をそれ用に作成される。

プロンプト

そして回答(出力)してもらえる。
回答が長くなったので、スクロールバーで下に進む。
一画面に収まらなかった。
画面の倍率を変えればいいだけ。

これもChatGPTと同じくコピーボタンがある。この文章は少々長いので、コピーをしテキストで出力してみる。

ChatGPTとは違い、Copilotはご丁寧にも文章に「リンク」が貼ってある箇所がある。その文章を叩けば、引用先のページへ飛ぶという仕掛けだ。
※ここでは一旦リンクを外した。

ではcopilotの出力した全文はこちら。

もちろん、お手伝いいたします!生成AIは、画像や音声、テキストなどさまざまなコンテンツを手軽に生成できる技術です。こちらの記事1で詳しく解説されていますが、以下に生成AIについての基本情報をご紹介します。

生成AIとは? 生成AI(ジェネレーティブAI)は、機械学習の一種であり、学習済みのデータを活用してオリジナルデータを生成するAIを指します。従来のAIは決められた行為の自動化が目的でしたが、生成AIはデータのパターンや関係を学習し、新しいコンテンツを生成することを目的としています。テキスト生成AIの「ChatGPT」や画像生成AIの「DALL·E 2」など、多様な生成AIがビジネスや日常生活で活用されています。

生成AIの種類 生成AIには、テキスト生成、画像生成、音声生成、動画生成などの種類があります。

テキスト生成AI: プロンプト(要望や質問)を入力することで、適切なテキストを生成します。例えば、ChatGPTは高精度な回答を提供できます。
画像生成AI: テキストや学習元の画像を入力し、新しい画像を生成します。Webサイト用の素材やクリエイティブ作業に活用されています。
音声生成AI: 音声データを入力して新しい音声データを生成します。ナレーションやアバターの音声に利用されています。
動画生成AI: テキストで指示したイメージに近い動画を生成します。技術は進歩中で、将来的にはプロモーションビデオの作成などにも活用されるかもしれません。

生成AIは、クリエイティブな分野からビジネスまで幅広い応用が期待されている技術です。2 どの種類の生成AIを使うかは、目的や用途に応じて選択できます。何か具体的な質問があればお知らせください! 😊

最後に絵文字もついている。
私が付けたわけではない。
これはCopilotの愛嬌なのかもしれない。

◆生成AIの文章は読みたくない

さて、上記の文章について。

この文章で「生成AIとは何か」という概要は分かったけれど、これをまともに読む人はどのくらいいるのだろう。

おそらく10秒くらいでさーっと流し見して終わり。いや、10秒読んだらマシなのかもしれない。

もうお分かりの通り、ChatGPTであろうとCopilotであろうと、生成AIの文章をそのまま使うとたいていの人は読まない。

そしてプロンプトを打った自分も同様であり、
こんな文章は読みたくない。

私もよくChatGPTが出力したものを使用しているが、長めのものはその記事の構成上、進めるのに必要なもの。

つまり「文章の流れ」的な問題であり、
「出力された文章を全て読んで!」
なんてまるで思っていない。

さーっと流し見してもらうだけでいい、
と思っている。

ただ、少し頭に入れてほしい箇所は「太字」にしている。

文字だらけで感情のない理路整然とした文章なんて、ほとんどの人は読まないのだから。

◆生成AIの文章は頭に入らない

タイトルにもある通り、
私は生成AIの文章を読んでも全然頭に入らない。
というのは、一回読んだだけではまるで記憶に残らないのだ。

これは一体どういう事だろうか。
ChatGPTに聞いてみる。

プロンプト
#生成AIで出力された文章は頭に入りません。なぜですか。

生成AIで出力された文章が頭に入りにくい理由はいくつか考えられます。以下のポイントを確認してみると、改善の手助けになるかもしれません。

1. **コンテキストの不足**:
- AIが生成する文章は文脈を十分に捉えていない場合があります。これにより、内容が一貫性を欠くか、話の流れが不明確になることがあります。

2. **情報量の過多**:
- 一度に大量の情報を提供されると、消化しきれず頭に入りにくくなることがあります。文章を段落や箇条書きで区切ると理解しやすくなるかもしれません。

3. **専門用語や難解な言葉の使用**:
- AIが難しい言葉や専門用語を多用すると、理解が難しくなることがあります。分かりやすい言葉に置き換えたり、説明を加えると良いでしょう。

4. **個々の関心や知識の差**:
- 読み手の興味や背景知識によって、理解度が変わります。自分の知識や関心に合った内容に調整することが重要です。

5. **文体やスタイルの不一致**:
- 自分に合った文体やスタイルでないと、読みづらく感じることがあります。読みやすいスタイルに編集すると良いでしょう。

これらの点を踏まえて、生成された文章を自分に合った形に調整したり、補足情報を追加することで、理解しやすくなるかもしれません。具体的な例や文章を提供していただければ、さらに具体的なアドバイスをお伝えすることができます。

この文章も読みたくない。
ではさらに突っ込む

プロンプト
#この文章も頭に入らないですよ。
さーっと眺めて何を書いていたのか全く記憶に残りません

わかりました。もっと簡単に、要点だけをお伝えしますね。
AIの文章が頭に入りにくい理由:

1. **文脈が不明確**:話のつながりがない。
2. **情報過多**:一度に多くの情報を含む。
3. **難しい言葉**:専門用語や難しい単語が多い。
4. **興味がない**:内容に興味が持てない。
5. **文体が合わない**:読みづらい文体。

これでどうでしょうか?

ピンポイントに要約してくれた。
これなら記憶に残りやすいかも。

それでもさらに突っ込んでみる

プロンプト
#これでも頭に入りません。どうしたら良いですか?

もう少し具体的な対策を提案しますね。

### 対策
1. **箇条書きで読む**:
- 情報を短くまとめると理解しやすくなります。

2. **難しい言葉を避ける**:
- 簡単な言葉に置き換えると理解しやすくなります。

3. **興味のある例を使う**:
- 自分に関係のある例を探してみてください。

4. **声に出して読む**:
- 声に出して読むと、内容が頭に入りやすくなります。

5. **重要な部分に注目**:
- 重要な部分にマーカーを引いたり、メモを取ったりしてください。

これで少しでも役に立てれば幸いです。どうでしょうか?

さらにわかりやすく文体を変えてきた。

この例から見ても、生成AIというのはどんどん突っ込んでこちらからプロンプトを投げていった方が、よりわかりやすい出力内容になる。

◆あとがき

以前の記事で「生成AIを使用すれば、記事は無限に書ける」とお伝えした。
それは紛れもなく本当のこと。

ただし、それはただ書くだけであり「記事を書く」と言う行為そのもので終わってしまう。

もちろん、そのこと自体がダメなわけではなく、
それはそれで構わないと思うし、noteの投稿の仕方は自由。

しかし、生成AIで文章を書いてもらい、読み手だけでなく書いた本人も面白いと思えるようなモノを作るには、やはり少し工夫が必要なのがわかる。

これからも、ChatGPT先生やCopilot先生に少しでも面白い文章を書いてもらえるよう、上手い指示の出し方を考えていこうと思う。


つづく。


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