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【エッセイ】なぜ「根は良いやつなんだよ」と言うのか

友達から「根は良いやつなんだよなー」
と聞くことがある。

それは私から見ると、
「友達の友達」の事を言っている


「根は良いやつ」ということは、
表向きは「良いと思われない」という事。

根は良いやつ


よく言われるこの言葉について、
すごく気になるので、
今回は確認していく。



◆「根は良いやつ」とは?

「根」とは何だろうか。

おそらく、その人の根幹の部分、
性格的な事だと思う。
ChatGPTに聞いてみる。

#プロンプト
根は良いやつ
の「根」とはなんですか?

「根は良いやつ」の「根」とは、その人の本質や基本的な性格を指します
これは植物の「根」がその植物の基盤や基礎となる部分であることに由来しています。この表現は、外見や一時的な行動に関わらず、その人の基本的な性格や本質が良いものであることを示しています。

思った通りだった。
以降では「基本的な性格」と捉えることにする。

「基本的な性格が良いやつ」とわざわざ他人に言うのは、先述のとおり「性格が悪いやつなのではないか」と思われる行動をした時

では「基本的な性格」とはなんだろうか。


◆基本的な性格とは?

#プロンプト
基本的な性格とはなんですか?

基本的な性格とは、個人の基本的な行動パターンや反応、思考の傾向を指します。これらは長期間にわたり比較的安定しており、個人の本質を形成するものです。基本的な性格は以下のような要素から構成されます。

1.**感情的反応**:
喜び、怒り、悲しみなどの感情に対する反応の仕方。
2.**行動パターン**:
他人とのコミュニケーションの仕方や問題解決の仕方。
3.**価値観と信念**:
何を重要視するか、どのような信念を持っているか
4.**対人関係のスタイル**:
他人との関係をどのように築くか、維持する。
5.**思考の傾向**:
楽観主義か悲観主義か、論理的か直感的かなど。

これらの要素は、遺伝的要因や環境要因、経験などによって形成されます。例えば、ある人が「根は優しい」と言われる場合、その人の基本的な性格が優しさや思いやりに基づいていることを示しています。

これらの言動が「良い」にも関わらず、
なぜ「性格が悪いやつ」
と思われる言動をするのか。

つじつまが合わない。

ここを掘っていく。


◆一時的に「悪い言動」をする

#プロンプト
なぜ基本的な性格が良いのに、悪い言動をするのでしょうか?

「基本的な性格が良いやつ」と言われる人が一時的に悪い言動をする理由はいくつか考えられます。以下にその主な理由を挙げます:

1. **ストレスやプレッシャー**:
緊張やストレスで普段と違う行動を取る。
2.**一時的な感情の高ぶり**:
怒りや悲しみで一時的に感情的になる。
3.**誤解やコミュニケーションの問題**:
意図せず誤解を招くことがある。
4.**環境や状況の影響**:
特定の状況や環境が影響する。
5.**未熟さや経験不足**:
特定の状況に対する経験不足から不適切な行動を取る。
6.**自己防衛**:
自分を守るために攻撃的になることがある。

つまり、元々の性格が良くても、
一時的な要因や状況で悪い言動をすることがあります。

このように、基本的な性格が良くても、
一時的に悪い言動をする可能性もある、
ということのようだ。

たしかに、人間はみな不十分であり、
完璧な人間などはいない。


◆「根も悪いやつなんだよな」と言うのか

これは私が常に思っていた事。

「根は良いやつなんだよな」
とよく聞くけれど、
「根は(も)悪いやつなんだよな」
とは一回も聞いたことが無い。

これはなぜかを聞いてみる。

#プロンプト
なぜ「根も悪いやつなんだよな」
と言われないのですか?

「根は良いやつなんだよな」と言われることが多く、「根も悪いやつなんだよな」とはあまり言われない理由は以下の通りです:

1.**ポジティブな視点**
他人に対して前向きに考えたいから。
2.**希望と改善**:
悪い行動も改善できると期待しているから。
3.**文化的な価値観**:
他人を完全に否定するのは避ける傾向があるから。
4.**人間関係の維持**:
ネガティブな評価は関係を悪化させるリスクがあるから。
5.**行動と本質の区別**:
一時的な行動とその人の本質を区別するため、

これらの理由で、ポジティブな表現が好まれるのです。

なるほど、
これは言われてみればそうかもしれない。

特に3に書いてある「他人を完全に否定するのは避ける傾向があるから。」というのは、なんとなく感じる。


◆まとめ

「根は良いやつ」なんて言うのは、その人に対してのただのお世辞みたいなもので、なんの意味もない言葉と思っていた。

しかし、その人自身を否定せずに、前向きに捉えるという意味で使う事も出来ると思うと、単なるお世辞だけではなく、より優しい言葉なのだと感じる。

私は友達が何かやらかした時も、
この言葉を一切使ったことが無かったけれど、
今後は1回くらい使ってみても良いと思った。


つづく。


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