HSP/HSC(感受性が強すぎて疲れやすい人)

HSP(エイチエスピー Highly Sensitive Person)は、感受性の強い心理特性を持った人のことです。
アメリカの心理学者エレインNアーロンが提唱した概念で、診断名ではありません。
約5人に1人はHSPと考えられていますので、比較的多い割合であるといえます。
なお、HSC(エイチエスシー Highly Sensitive Child)になると、感受性の強い子どものことを指します。
HSP/HSCには、「DOES(ダズ)」といわれる4つの特徴があり、4つすべてに該当する場合にHSP/HSCであるとされます。

D Depth of processing
「思慮深さ」
(例)
掘り下げて複雑に考えてから行動するため時間がかかる。

O Overstimulation
「刺激に敏感で疲れやすい」
(例)
騒音や人ごみが苦手。
気疲れして疲労がたまる。

E Empathy and emotionaI responsiveness
「感受性の強さ」
(例)
感情移入や共感をしやすい。
相手の表情や仕草を感じ取って気持ちを察する。

S Sensitivity to subtleties
「感覚の鋭さ」
(例)
聴覚過敏。
肌着のタグが気になる。


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