このままどこまで歩いて行くんだろう

北野りんご🍎

このままどこまで歩いて行くんだろう

まっすぐな道だと思っていた

自分を見つめて今思う

誤りを認めた時

全てが真っ暗になった

鏡に映した僕

苦しみの中食い縛り

自分を抱きしめた

生きる事は何だったのか

手を広げ、飛び立った

大空へ向けて

明日を思い

笑いかけた日々

また振り返る自分

まっすぐに前が見えない

歩いてきた日々

道は曲がりくねっていた

気がついて終わったとき

失ったものは大きい

生きるって何

たった1人でこの世に生まれ

たった1人で死んでいく

人生って何

安心はどこから生まれる

日々、生活の中

僕は一人ぼっち

世の中の流れは早く

明日を知る人はいない

幸せって何

人生、それは孤独

たった1人で生きていく

出会った人は去っていく

人生、それは別れ

最後は、歯を食いしばり

一瞬だけ幸せを思う

重い荷物をしょっていた

挫いた足をかばい

血の流れる手首を舐め

1人思った

諦めと思った時

山裾を下っていく

たどり着いたところは樹海だった

大海原を泳ぎたい

鯨のように

生まれ変わった時は

七つの海を渡り歩きたい

大海の底に都がある

今からそこへ行く

肺の中に冷たいものが入っていく

一瞬の苦しみと、一瞬の沈黙

笑いあった日々

脳裏に浮かぶ

皆が笑ってた

目が笑ってた

安心の中に入っていく

僕は1人じゃない

気がついたのが遅かった

分厚い水圧を感じ

沈んでゆく

朝日が昇る

いつかを追いかけて

笑う日々は

明日のもの

生まれ変わったら

クジラになりたい

七つの海を泳ぐ

クジラになりたい