生と死の通底
☆photopos-3184 2023.5.28
生から
死を見るとき
死は異界に見えるが
死から
生を見るとき
生こそが
異界に見えるのではないか
現実という
生の異界に
わたしの居場所はあるか
現実の底が抜けたとき
そんな想念のなかを
生きざるをえなくもなるのだが
夢と現がそうであるように
意識と無意識がそうであるように
そして
偶然と必然がそうであるように
死と生は
その相を異にしながら
ほんとうのところ
深く通底している
ならば
それらすべてを
歩み通していくのが
真の神秘学遊戯ではないか
※愛媛県久万高原町・古岩屋にて