【読書メモ】DX戦略立案書(10)
読んだ本
DX戦略立案書
https://www.amazon.co.jp/dp/4561267468
GW前から読みはじめて読了。数回に分けて、アウトプット
全米のビジネススクールで最も読まれている本らしい
目次:6 価値提案を時代に適応させる
価値の再考:あなたはどんな商売をしているのか
デジタル革命のCC-DIVの最後は、事業が顧客に提供する価値である
デジタル時代は、同じ価値提案の実現と提供を漫然と目指し続けることは、もはや十分ではない
常に変化する顧客ニーズに合わせて、何をどうやるか、決めなければならない。新しい技術は現行のビジネス・モデルに与える影響で判断するのではなく、次のモデルの創出にどうつながられるか、で判断すべきである
縮小する市場から抜け出す3ルート
① 新しい顧客開発(既存の価値)
このルートもあるが、しかし、たとえ、新しい顧客が見つかっても、それはより大きな、メインの顧客が去るなかで、ロイヤル顧客は、何らかの事情があるニッチなマーケットなのでリスクがある
② 新しい価値開発(既存の顧客)
ニューヨーク・タイムズが、紙面をデジタル化し、2015年には、デジタルのみの購読者数が100万人を超えた成功がこれにあたる
③ 新しい価値と新しい顧客の開発(新規価値と新規の顧客)
マーベル・コミックス社の例がこれにあたる。
メインのコミックス事業を、映画へと変貌させた。そして5年足らずで、ウォルトディズニーに40億ドルで買収された。
必要性に迫られる前に刷新する
危機が起こる前待つ必要はない。すぐにやるべきだ。
アンディ・グローブの格言に、下記がある
「パラノイアだけが生き残ることができる」
GAFAは、新市場への参入準備の余念がない
メトロポリタン美術館は、デジタル時代に適応した例の1つである。
FacebookもPCからモバイルへのシフトに適応した。その前は収益をほぼPCから得ていた。