舞台「凍える」2回目を観た話
舞台「凍える」、10/8に2回目の観劇に行ってきました。
1回目の感想(?)、考察のようなものはこちらからどうぞ。
※ネタバレ等含みますので、まだ観劇されてない方や、人の考察など知りたくない方はブラウザバックを推奨します。念の為。注意喚起ね。
あとめちゃくちゃに、乱雑に書き殴っているだけなので、理路整然とした文章とか、よくわかる解説とか考察とかでは決してないです。むしろ読みにくいと思う。
やっぱりラルフが苦しむところで泣いちゃった。
二幕のナンシーが去った後?、かアニータとの別れの時?だったか?いやナンシーとの面会の後か。多分。
今回見て思ったのは、アニータだけ時系列が(?)違う、時間軸か、が現在だけっぽい。
最後、墓地でナンシーに「彼は3ヶ月前に事故で」って言ってたから、デイビットが死んだのは3ヶ月前。
ローナが行方不明になってラルフが女の子たちと遊んでた20年前の時間軸にアニータは存在しないってことか。20年後になって初めてアニータが登場すると。
一番最初に出てくるのがアニータだから結構ごちゃ混ぜになってしまったな。
でもそう考えると、最初のを除くと、20年前の描写をしている時アニータは出てこなかったかも?もう一幕の最初の方の記憶怪しいから、合ってるか分からないけど、最初アニータの出番少ないというか、3人が交互に出てくるのかと思いきや、ナンシーラルフナンシーラルフみたいなシーンの切り替えもあったし、アニータは、20年後、になって再び登場するのかも。わかんないけど。
で、デイビットが死んだ話に戻すと、彼が死んだのは論文誌筆中だった。(劇中で言ってた?覚えてない)
アニータはいつイギリスに飛んだんだろう。留学の?女性を誘致した?とか講演の最初に言ってた気がする。(記憶力〜〜!働いてくれ!)
あー、ラルフのケースも研究に入れるため?に留学?という形でイギリスに呼ばれた?のかな。
論文の講演のためだけに訪れたんじゃなくて、やっぱり引っ越しなんだ?じゃあ留学っていうのは聞き間違いじゃないかも?
ニューヨークの家は最初に引き払ってたし。
でも隣人に絶叫女がいなくなる、騒音もなくなるよ!って言ってた。
直前だけ?なのか?引っ越す直前だけ絶叫したり騒音立てたりしてた?
前から長い間ずっとそうならやっぱり解離性とかかなって思うけど。
3ヶ月前に死んだ、寝た2日後に死んだ、しか情報がないのか。
あと、10年間共同研究してた、と。
寝た直後に死んだから、メアリー(デイビットの妻)に対しての罪悪感もあるだろうし、それで自分を責めて耐えられなくなって、叫んだり体が震えたり?
悪意による犯罪が罪なら、
疾病による犯罪は症状である。
ナンシーにアニータが、彼と寝たことを彼の妻に告げるべきかと聞いた時、論文から引用して、「罪を背負って生きなさい」と言う。
自覚があるのなら?とかも言ってたかな。
犯罪ではないけれど、(いや不貞を働くのは民法違反?法律違反になる?わからん)悪意も持っていなかっただろうけど、不貞を働いた自覚はあって、悪いことをしている(?)という自覚もあって、罪だと思っている。アニータは。
10年間共同研究者という立場を守れていたのだから、それは一夜の間違いで、そう自覚していて、それは疾病による行動ではないと。
だから今回は弾みで(?)どんなきっかけがあったのか分からないけれど、不貞を働いてしまったことは罪として自覚しているなら、告げることなく罪を背負って生きなさい、と。それは疾病じゃないから症状じゃないわよね、自分でそう言ってるわよね、ってことなのかしら。
きつー、辛い。
言った方が楽だよな、アニータは。
メアリーとの仲は拗れるだろうけど、まあもういない人のことだし、過去は水に流しましょうってできる器の広い人間だっていう可能性もないことはないだろうけど。メアリーがね。わかんないけど。
言えない秘密を抱えて、メアリーに会うたびに罪悪感を感じて、背負って、それでも近くで残された者同士、支えあって、慰め合って?生きていくしかないのか。辛いなー。
で、結局冒頭のアニータの解離性っぽい?解離性でもないのか。
衝動が、手の震え(?)が出そうになるのを抑えてるだけなのかな。
悲しむ余裕がなかった?急にいなくなって整理のつかないまま、でもイギリスに行かなきゃいけないから?
多分、一緒に行くはずだったのかな。それともデイビットが死んだから、留学を決めた?言及されていないから分からないな。
結局手の震えの衝動と叫びはなんだったんだろう。
苦悩を抱えていることの表現?やり場のない怒りや罪悪感を抱えて、でも精神科医として仕事をしなければならない葛藤?違うな。
デイビットが好きだったから、というよりは、素敵な夫(実際はどうか分からないけれど)と二人の可愛い子供を持つ素敵なメアリーを、なんでも持っている(ように見える)メアリーを羨ましく思ってて、何か、なんでもいいから奪いたい、私もそれ欲しい、私にもちょうだい!っていう子供の癇癪みたいな者だったかもしれないよね。知らんけど。
それで我に帰った時、アニータは大人だから(ラルフと違って)、血の気が引いて真っ青になって、どうしよう……ってなって罪悪感に襲われたのかも。
深読みしすぎ?考えすぎ?脱線しすぎか、失敬。
わかんないな、アニータわかんない。
デイビットの動画見て泣いちゃう?呼吸が乱れるのは、罪悪感で、デイビットやメアリーたちへの罪悪感で苦しくなるから?信頼していた人間に裏切られたことに対してのパニック?
信頼を裏切られた?不貞はデイビット側からの誘いだった?それを悪いと思いつつ拒めなかったのかも。
愛妻家だった(かどうかは分からないが)デイビットがアニータと不貞を働いたことで信頼を失って、そしたらあっけなく死んで、気持ちのやり場がない?
考えすぎだな。答えはない。というか、あったとしても聞けないんだから。
ナンシーがラルフに面会しに行ったのマジで2回見ても分からんかった。理解できん。
ラルフが何人もの義理の父親からされていたことを思い出させることによって、ラルフが殺した女の子たちも同じ思いだったのでは、と自覚させるきっかけになったわけだけれど、それを抑圧してきたラルフにとっては、めちゃくちゃ辛かっただろうし、だから耐えきれなくて死を選んだんだろうし。
「悩んだ末に死んだ」って、自分がされたことをして、ラルフの中では一種の復讐でもあったんだろうけど、その痛みを思い出して、想像して、抑制していた精神的な痛みを抱えきれなくて?耐えられなくて?死を選んだ?
ストレスによる痛み、精神的な痛み、良心からくる痛み。
ナンシーへの手紙を書くシーンがあることで、自分がしたこととそれによって伴う痛みなどについては自覚していたことが窺える。
それでどうしようもなくて、悩んだ結果、結局、(だから?)死んだのかな。
ナンシーが面会の後に「ついにやったわ!」っていうの完全にミスリードだったけど。
ロイとデートする、できるくらい立ち直った(?)吹っ切れた、心の整理がついたってこと?
ローナの頭蓋骨を抱き締めて、「ローナだってわかった」っていうのとか、頭蓋骨が綺麗って言うの、ちょっと2回目でも理解できなかった。なんだろう。なんでだろう。
なんか、やっぱりナンシーも狂気じみてきているのか?
ナンシーが一番理解できると思わせる?理解できると思い込んで?だけど、実は一番理解できないのかもしれない。
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