恋する富士山(日記2024/02/03
私が散歩しているとき、富士山はいつも遠くから優しく見守ってくれる。
そんな富士山が、今日は顔を赤らめていた。時刻はまだ昼下がり。
どうしたんだろう。なにかいいことでもあったんだろうか。
そういえば最近、彼女は化粧を覚えた。黒くゴツゴツした肌は、白く滑らかな雪でひとつ残らず覆われている。
もしかして、恋でもしたのかな。
だとしたら、相手はいったい誰なんだろう。気ままに流れるあの雲かな、眩しくて見られないあの太陽かな。
お隣さんに恋愛相談しているのかも。
いつか、私にも話してほしいな。
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