脳卒中リハビリテーションとは?
はじめに
脳卒中は、脳の血管が詰まったり破れたりして、脳の障害をきたす病気です。脳卒中は一度発症してしまうと、たとえ治療したとしても後遺症が残ることが少なくありません。脳の細胞がダメージを負うことで、手足が動かない、言葉が出づらいなど、さまざまな障害が残る可能性があります。後遺症によっては、日常生活に影響が出ることもあるので、ご自身やご家族が脳卒中になったときは、脳卒中の症状や治療だけではなく、後遺症まで知っておくことが大切です。
リハビリの必要性
かつては脳卒中発症後すぐに体を動かすと、さらに症状が悪化するといわれてきました。しかし、現在の治療ガイドラインでは、発症直後からのリハビリが強く推奨されています。神経機能の回復メカニズムはまだ良く分かっていないことも多いですが、少なくとも早期にリハビリテーションを開始することで、機能予後は格段に良くなり、誤えん性肺炎などの合併症も予防することができます。リハビリテーションには、体の運動機能の回復だけでなく、心理的・社会的な回復も含まれています。
リハビリテーションの3つの時期
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