4.テレワーカー式「農業技術検定2級を1ヶ月で合格する方法」~完結編~
いよいよ迎えた農業技術検定試験当日。
試験自体は農業大学校で受ける上に、土曜日実施なので校内には試験を受ける学生しかおらず閑散とした状態でした。
そんな中で受けた試験当日と後日談、そして結果を紹介。
今までの経緯を知らない方はコチラから↓
いよいよ試験開始!全く知らない問題が出題!どうする?
農業技術検定2級の試験は全てマークシート形式です。
シャープペンと消しゴム以外は机の上に出せないという、懐かしの学生ルール。
いざ、試験のテキストを開き試験開始します。
最初の農業共通問題から難問ばかり。
時事問題もあるので、過去問になかった問題が半分程度出題されます。
なんとか正解率50%程度でいよいよ「果樹」の問題を挑戦。
過去問や「新版 果樹栽培の基礎」などに掲載されている問題もあり、意外とスラスラ解けます。
しかしそのまま終われるほど甘くはなく、全く知らない問題が。
こうなると、プチパニックで普段なら分かる問題や少し図や文章が変わっているだけの問題も「本当に合ってる?」と疑う様になります。
疑心暗鬼のまま、試験は終了。
しばらく寮の自室でぼーっとして反省していました。
その後、家に帰るのですがなぜかいつもの帰るルートではない道で帰り、やたら時間がかかる羽目に。
手ごたえがほぼないまま、20年ぶりの試験は終了しました。
自己採点で合格ラインより下が発覚!しかし逆転チャンスあり?
試験後の週末は、ずっと寝ていましたが翌週には少し回復。
学校の授業や実習もなんとかこなしものの、やはり気になるのが試験結果です。
公式の結果は1ヶ月後に発表とのことだったのですが、公式のホームページに回答が出ていることを確認しついに、自己採点を行うことに。
自己採点の結果は、68点で合格ラインの70点まで2点(1問分)届かないという結果になりました。
「よりによって1問か...」と嘆いていると、校内で唯一の1級合格者の学生さんから「たぶん受かってますよ」との言葉が。
聞くと「合格ラインは70点ですけど、平均点が低い場合は60点代後半も繰り上げ合格になります。」とのことでした。
そんなことがあるんだと思いつつも、とはいえ合格ラインでは無いのでどうなる事か...。
といった感じで年越しはモヤモヤしたまま迎えることとなってしまいました。
いよいよ合格発表!結果は?
そして試験から1ヶ月が経ち、いよいよその時が来ます。
結果は...
合格!
学生さんの言葉通り繰り上げで合格になっていました。
合格を聞いたときは嬉しいというよりも、ホッとしたというのが正直なところ。
農業大学校に入って、自分の農業知識の無さを痛感し他の学生さんや実習生の方に引け目を感じることもありました。
「経験が足りないなら、知識で補う」と決めて受けた検定試験。
「不合格でも夏にまた受けられるし」と考えたこともありましたが、この学校で生活していく上で最低限この程度の資格は取っておかないと言い方はアレですが「なめられたまま」という気持ちで合格を必須にして望みました。
試験自体は思う様にいかなかったのですが、なんとか結果を出せたので及第点。
そして自分には新しい目標が出来ました。
農業技術検定1級に挑戦するということ。
1級試験は年に1回なので、12月に受験です。
ここからの1年間で1級合格を目指す勉強を開始する予定。
また「テレワーカー」ならではの勉強法を編み出していきたいと思います。
まとめ
農業技術検定2級を1ヶ月で合格する方法を何と成し遂げたので良かったかなともいます。
ただ、1ヶ月間はテレワークもかなりセーブ。
殆ど勉強にばかり時間を取っていたのでリスキングとテレワークの両立はまだまだ改善すべきところは多いと思います。
また、合格できたのも学生さんのサポートやテレワーカー仲間のアドバイスあってのこと。
1級の勉強はさらに困難を極めると思いますが、今回の経験を糧に「1年での1級合格」を目指します。
これからも農業とテレワークとリスキング。
この3つをバランスよく成し遂げていくために、実験や検証の様子をnoteに書いて行こうと思います。