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【年間累計11万PV突破】 2024年 最も読まれたトップ3記事の分析

2024年もあっという間に過ぎ去り、年末を迎えました。
今年は合計300本以上の記事を執筆し、累計で11万PVを突破し、多くの方に記事を読んでいただけたことを大変嬉しく思います。
今年配信した記事のPV(ページビュー)数を分析しながら、2024年に最もPVが高いトップ3の記事を振り返り、それぞれのテーマを考察するとともに、2025年のトレンド予想について執筆していきます。


1. 2024年トップ3記事の紹介と考察

第1位:【2024年最新比較】ChatGPT vs Copilot vs Gemini:あなたのビジネスを変える最強AI対決

  • PV数: 4,339

  • 公開日: 2024年7月28日

記事の概要

生成AIツールの代表格である「ChatGPT」「Copilot」「Gemini」を比較し、それぞれの強みやビジネス活用の可能性を掘り下げた記事です。当時、リリースから2年近く経ったChatGPTの苦境についてもデータに基づいて切り込みました。

わずかながら気がかりな兆候が見え始めています。最近の報告によると、ChatGPTの月間アクティブユーザー数に減少傾向が見られるとのこと。この傾向が一時的なものなのか、それとも長期的な衰退の始まりなのか、業界関係者の間で議論が交わされています。

引用:【2024年最新比較】ChatGPT vs Copilot vs Gemini

ビジネスを変革するAI技術への関心が急速に高まるなか、読者からも「どれが自分に合っているのか」「実務にどう活用すればよいのか」といったニーズが強く現れた結果、多くの方々に読んでいただけたと考えられます。

記事のポイント

  • AI×ビジネス活用の高い需要: 生成AIの登場に伴って、業務効率化や新規ビジネス創出の切り札としての期待が高まっています。

  • 比較形式の人気: 「◯◯ vs ◯◯ vs ◯◯」といった比較記事は、複数のサービスを同時に知りたい読者のニーズに応えられ、理解を深めやすいため人気が高いコンテンツとなりました。

第2位:「Copilot+ PC(Lenovo)」1週間使用レビュー - 実用性と注意点

  • PV数: 3,341

  • 公開日: 2024年7月1日

記事の概要

AI機能が搭載されたLenovoの「Copilot+ PC」の実機レビュー記事です。20万円を投資して購入したAI搭載PCの実際の使用感や購入にあたっての注意点など、忖度なしのリアルな声を含んだ内容が評価され、多くの方々に読んでいただきました。

結論、新たなトレンドを体感したい方にはオススメではありますが、そこまで既存のパソコンとの違いは見出し辛いので、実用面の観点ではあまりオススメしません。

引用:「Copilot+ PC(Lenovo)」1週間使用レビュー - 実用性と注意点

記事のポイント

  • 製品レビューの需要: 新テクノロジー搭載製品はとりわけ注目度が高く、レビュー記事が真偽のほどを確かめる貴重な情報源となります。

  • 具体的な体験談: 「1週間使ってみた」など、期間を限定した具体的な使い込みレビューは読者の関心が高まりやすいです。実際の業務への導入ハードルや費用感などを具体的に示すことで、多くのビジネスパーソンの参考になりました。

第3位:植物工場の先駆者、スプレッドの衝撃的な破綻から学ぶ業界の未来

  • PV数: 3,021

  • 公開日: 2024年8月29日

  • 有料記事30本販売

記事の概要
植物工場のリーディングカンパニーとして知られた「スプレッド」が破綻したニュースをきっかけに、植物工場業界全体の課題や可能性を考察した記事です。スプレッドの経営指標や破綻後の新情報を組み込んだ有料記事として執筆しました。

これまで不明だった経営破綻の決定的な要因として、スプレッドが「原価が売価を上回る」という異常な状態で長期間営業を続けていたことが明らかになりました。

引用:植物工場の先駆者、スプレッドの衝撃的な破綻から学ぶ業界の未来

社会的なインパクトが大きいトピックであっただけでなく、過去に植物工場事業を立ち上げた筆者の視点や解説を提供したところ、多くの読者が購読・購入してくださいました。

記事のポイント

  • 時事性と専門性の掛け合わせ: ビジネスやテクノロジーの話題だけでなく、持続可能性や食糧問題といった社会的テーマを絡めることで、幅広い層の興味を喚起できました。

  • 有料記事の提供: 詳細な分析や数値データを提示した深掘りコンテンツが評価され、「購読意欲を高める」結果につながったと考えられます。

2. 2024年を振り返って

今年は、AI分野を中心とした技術革新のスピードが凄まじく、記事執筆をしていても新情報が日々更新される状態でした。そんな中で、 「記事を継続的に書き続けること」 の重要性を改めて感じました。

  • 読者の関心の把握:
    記事ごとのPVや反応を分析することで、読者が何を求めているかを迅速に掴むことができます。特にAIやテクノロジー、さらに社会問題との融合といった、複数の切り口を持つテーマを自分ならではの視点や体験をもとにした記事が読まれる傾向があります。

  • 発信力の向上:
    毎日のように情報を追いかけ、執筆する過程で、まとめ方や伝え方の質が上がり、読者に対してより明確なメッセージを届けられるようになります。もちろん、社会トレンドもつかみやすく、自分の関心事と読者の関心事の双方を満たす記事の精度も高まります。

3. 2025年のトレンド予想

AIエージェントの到来
2024年はAIが社会やビジネスの様々な場面に浸透し始めた一年でした。2025年は、この流れがますます加速し、汎用業務を一つの指示で実行するAIエージェントが重要なトレンドになると予想します。

AIエージェントとは?

AIエージェントは、ユーザーの指示に従ってタスクを自動化し、複数のアプリケーションやサービスを横断的に利用します。
例えば、以下のような業務を指示一つで代行してくれます:

  • メールの整理

  • スケジュール管理

  • 情報検索

  • オンラインでの買い物や予約

これにより、日常業務の効率化だけでなく、より高度な業務にも対応可能となります。

大手企業の最新動向

2025年には、AIエージェントが一気に普及すると見込まれています。主要なテクノロジー企業がどのような取り組みを進めているのか、以下に詳しく見ていきましょう。

1.OpenAI:ChatGPTから「Operator」へ

OpenAIは、ChatGPTで培った自然言語処理技術を基盤に、より高度なAIエージェント「Operator」の開発を進めています。

  • Operatorの特徴

    • 行動型AIとして設計されており、コンピュータを操作し、タスクを実行する能力を持ちます。

    • 例として、「週末の旅行を計画して」という指示一つで、航空券の検索から予約、ホテルの手配まで自動で行えます。

    • 高い適応力を持ち、予期せぬ状況にも柔軟に対応。例えば、希望のホテルが満室の場合、自動的に代替案を提案します。

  • リリース予定

    • 2025年1月に開発者向けのプレビュー版をリリースし、2025年中に徐々に一般向けの提供を開始する予定です。

このOperatorの登場により、私たちの働き方や生活様式が大きく変わる可能性があります。業務の自動化が進むことで、よりクリエイティブな作業に集中できる環境が整うでしょう。

2.Google:社内AIエージェント「Google Agentspace」

Googleは「Google Agentspace」という社内AIエージェントを開発中です。これは、Geminiの推論機能やGoogle検索機能、企業データを統合したプラットフォームです。

  • 主な機能

    • マルチモーダル検索エージェントを提供し、会話によるサポートや複雑な質問への回答を行います。

    • 企業データの統合:Confluence、Googleドライブ、Jira、Microsoft SharePoint、ServiceNowなどの一般的なサードパーティのコネクタがあらかじめ構築されています。

    • データの多様性:メールなどの非構造化データ、表などの構造化データの両方を扱うことが可能で、翻訳機能も組み込まれています。

    • NotebookLMとの連携:Geminiを搭載したノートアプリ「NotebookLM」を使用し、企業データを活用できます。NotebookLMは企業向けにセキュリティとプライバシー機能が強化されています。

  • ビジネスへの影響

    • 業務の自動化:生成AIを活用し、エンジニアはバグの特定や解決に集中できるようになります。これにより、ビルドと反復のプロセスが効率化され、デプロイメントサイクルが加速します。

    • 生産性の向上:サイロ化された情報を統合し、集合知を提供することで、従業員の生産性が向上します。

重要なのはAIエージェントを"どう活用するか"

大手各社でAIエージェント開発が進む中で、私たちの観点で最も重要なのは「AIエージェントをどう活用するか」という点です。AIの力を最大限に引き出すためには、自分の業務にどのように組み込むかを柔軟に考え、試行錯誤を続ける必要があります。

私自身の業務においても、プレゼン作成やマニュアル作成、タスク管理や振り返り、さらには情報発信や公式サイトの更新など、さまざまな場面でChatGPTやClaudeをはじめとする様々な生成AIを活用しています。
最初はAIに作業を代替させることに対して不安や疑問を抱きましたが、諦めずに少しずつ取り入れることで、品質の向上と業務効率化を実現しています。
同様に、AIエージェントを業務に取り入れる際には、まず「使いどころ」を見つけることがカギです。いくらAIエージェントが便利になったとしても、具体的な自身の活用方法が見つからなければ、従来通りの作業を続けてしまいがちです。
AIエージェントの導入も、一度にすべてを変える必要はありません。少しずつ取り入れ、自分の業務にフィットする方法を見つける姿勢と継続こそが大切です。試行錯誤を恐れず、継続的に取り組むことで、AIエージェントを効果的に活用し、より高度な業務遂行が可能となるはずです。

まとめ

今年(2024年)のトップ3記事から見えてきたのは、「生成AIのトレンドや実体験レポート」「時事性と専門性の掛け合わせ」 が読まれる記事のポイントということです。特にAI分野の進化は今後も留まることなく、私たちの働き方や暮らし方を大きく変えていくでしょう。
来年(2025年)は、より踏み込んだ情報を発信しながら、継続的に記事を執筆していく予定です。
今年1年の記事を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。2025年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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