大脳基底核セミナーアーカイブ 1話無料
みんさんこんにちは
作業療法士の視点から独自の理論を展開する脳外臨床大学校の山本です。 (正しさよりも臨床でどう活かすかしか考えていませんので・・・ご注意をw)
さて、今回は大脳基底核障害についてオンラインサロン脳外臨床大学校でセミナーを開催しましたのでその内容をアーカイブをご紹介させて頂きます。
大脳基底核とは?
みなさん、大脳基底核は?と聞かれた時にどう答えますか?
『大脳基底核は、大脳皮質と視床、脳幹を結びつけている神経核の集まり』です。大脳皮質の情報を処理することで視床と脳幹に情報を送っています。
その役割には、視床を返す運動系と脳幹を返す筋緊張系に大きく分けられます。
では、基底核は送られて大脳皮質から送られてきた情報をどのように処理して視床や脳幹に送っているのでしょうか?
その答えが、大脳基底核の役割でもある『抑制』です。
大脳基底核は、今から行いたい行動を一つに絞るために、行いたい行動以外全てをふるいにかけて抑制します。そうすることで、今から行う行動を正確に実行することができます。
大脳基底核障害の臨床症状とは?
臨床場面で、大脳基底核を障害された患者様の中に、トランスファーの途中にテレビのリモコンを触ったり、布団を直したりする方いませんか?
セラピストとしては、危険性があるためトランスファーだけをして欲しいのに、それ以外の行動を抑制できない・・・実はこれは基底核の抑制障害です。
他にも、急に立ち上がったり、トイレでズボンを下げている途中で急に座り出したりと行動を止めれなかったりするのも・・・実はこれは基底核の抑制障害です。
リハビリ中に、人が通るとそちらを見てしまい、注意が散漫になったように見える・・・実はこれは基底核の抑制障害です。
このように、運動麻痺が起こる訳ではないが、抑制できないことで運動がうまく遂行できないことことそが大脳基底核障害です。
しかし実際、臨床場面では・・・
抑制できないことで、リスク管理ができていない・病識がない・注意の持続性の問題といい違った解釈をされることが多く、そのため、患者様の自存心を傷つけたり、間違ったアプローチを行ってしまうことが多くあります。
今回、大脳基底核セミナーでは大脳基底核の概要をどこで障害されると上記のような問題が起こるのか?ということをテーマに説明していますので・・・
ぜひご覧ください。
脳梗塞・脳出血の特徴を知ることでただ患者様にある時の視点を変えより良い評価をすことこそが患者様をフルリカバリーする1番の近道だと考えます。
是非、セミナー動画もご覧ください。脳外臨床大学校では、毎月第一金曜日に無料セミナーを開催しています詳しくは、下記のLINEからご確認ください。
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