
脳卒中の分類とリハビリの考え方 1話無料 2022年3月のセミナー動画アーカイブ
みんさんこんにちは
作業療法士の視点から独自の理論を展開する
脳外臨床大学校の山本です
今回は、『脳卒中の分類とリハビリの考え方』という視点で
お伝えしたいと思います
リハビリの目的とは?
みんさんはリハビリってなんのためにしているか?と聞かれると
なんと答えますか?
『リハビリとは身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を
可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを
目指し、且つ時間を限定した過程である』
まずここからわかることは、リハビリは身体的アプローチだけでなく
精神面や社会面にもアプローチが必要ですこと
リハビリには最も適して生活水準をセラピストが
理解していなければいけないこと
そして、リハビリを単に提供して機能回復を目指すのではなく
患者さまが自らリハビリを行い勝ち取ることが必要であるということ
この3つを限られた時間で提供することが
リハビリにおいて重要であるとに気づかられます。
脳卒中の患者様は身体的・精神的・社会的に最も適した水準を保てないのか?
脳卒中は脳の障害であり、脳が障害されることで、
運動麻痺や異常筋緊張が出現します

そのため、身体的・精神的・社会的に適した水準を獲得するためには
『脳をリハビリし、脳の改善が必要』ということです。
脳梗塞・脳出血の種類とリハビリの視点とは
脳を改善するためには、脳の障害である脳梗塞・脳出血の種類と特徴をしる必要があります。

まずは、ラクナ梗塞から考えてみましょう
ラクナ梗塞は小さな血管がつまることで起こります。
そしてその血管は、脳の深部にあり
灰白質よりも白質の障害がメインとなります。
つまり、伝導路障害であり、皮質の障害はありません。
高次脳機能障害は、連合野(灰白質)にて起こるため
高次脳機能障害は起こりにくと考えても良いでしょう
このように、梗塞の状態に応じて考える優先順位が変化します。

脳梗塞・脳出血の特徴を知ることで
ただ患者様にある時の視点を変え
より良い評価をすことこそが
患者様をフルリカバリーする1番の近道だと考えます。
是非、セミナー動画もご覧ください。
脳外臨床大学校では、毎月第一金曜日に無料セミナーを開催しています
詳しくは、下記のLINEからご確認ください。
オープンチャット「脳外臨床研究会&大学校」
<脳卒中の分類と考え方①>
<脳卒中の分類と考え方②>
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?