予防を考える 病気にならない!再発しないために!『老化と病気について』
「明日から使える」知識と臨床のブリッジング脳外臨床運営柳本です。
脳外臨床大学校で開催されたセミナーの中でも、老化や細胞の話など初めての内容の『老化と病気について』です‼︎
フルリカバリーを目指してリハビリをする中で、再発は防ぎたい!
予防のために何ができるのか?
そもそも、なぜ歳をとると病気になりやすいのか?
80歳で元気な人とそうでない人の違いは何か?
薬?サプリメント?何がいいのか?
元気・健康でいるた目の方法とは?
なぜ、歳をとると病気になりやすいのか?
脳卒中の患者さんを見ると、多くは70代、80代の方が多いです。
癌も50代、60代を超えてくると多いです。
年齢を重ねると病気になりやすいという印象がありますよね。
老化と病気の関係は?
老化が起こるから病気になるのでしょうか?
病気になるから老化するのでしょうか?
歳をとったから病気になるのではなく、生活習慣が悪い人が病気になっているのです。
生活習慣をなおしていけば病気になりにくいのではないか??
病気とは何?
病気は身体に悪影響を及ぼすことで、日常生活が営めない状態です。
老化するから病気になるわけではなく、生活習慣病が起こるから病気になってしまいます。
同じ年齢なのに、健康な人と病気になる人がいますよね。
この違いは何なのでしょうか?
LIFE SPAN「老いなき世界」の著者デビッド・A・シンクレア氏によると
「老い」は致し方ないと思うのは単なる思い込みで、「老い」は「病気」だから治療できるというのだ。あらゆる病気の源流に「老い」がある。それを治療すれば各疾患は発症さえしないのです。
「老い」の本質はDNAの損傷による細胞の機能の混乱です。
老化は防止できると著者は主張しています。
皆さんは、「老い」ないように何かしていますか??
老化とは?
老化とは、成熟期(18歳〜37歳)以降に生体機能が低下し、個体の恒常性(ホメオスタシス:体温・血圧・細胞・血糖・免疫を一定に保つ)を維持することが難しくなり、最終的には死に至る過程です。
身体の修復量が下がり、恒常性を保てないのはなぜでしょうか?
老化が起こるメカニズム
なぜ、恒常性を一定に保てない(老化が起こる)のか?
老化=情報の喪失と言われています。
細胞データは4つのデータの配列によってDNAが決めています!
そして、エピゲノムがどの細胞になるかスイッチを切り替えます。
DNAは正確に複製可能ですが、エピゲノムは複製ごとに劣化します。
その結果、筋力や視力や骨密度が低下したり、神経細胞が劣化して思考が低下します。
では皆さん
どうしたら良いと思いますか?
エピゲノムが劣化しないようにしたら良いですよね♡
なぜ、恒常性を一定に保てない(老化が起こる)のか?
・細胞の酸化
細胞の中のミトコンドリアは酸素と栄養を結びつけてATPを作っています。
活動エネルギーと共に二酸化炭素を排出します。
スーパーオキシド(活性酸素)も発生します。
活性酸素はいいもの?悪いもの?
白血球が作る活性酸素は良いが、増えすぎると問題です。
若い間は活性酸素を分解することができるSOD酵素があります。
この白血球が戦う過程を総称して抗酸化と言います。
・細胞の糖化
余分な糖質が体内のタンパク質や脂肪と結びつき、細胞や組織を劣化させる現象があります。糖化が進むと、肌のシワやシミ、たるみなどの肌老化や生活習慣病につながる可能性があります。
酸化最終生成物としてAGEというものが発生し、体内に蓄積され、細胞を攻撃してしまします。そして、白内障や網膜症、骨粗鬆症、動脈硬化になってしまいます。
・細胞の炎症
生体に侵入した異物を除去したり、損傷した自己組織を修復する一連の生態防御の免疫反応です。慢性炎症が起こり続けると、死んだ細胞が動脈硬化となり病気の発症に繋がります。
老化の予防法とは??
細胞の酸化、糖化、炎症に対してどうすれば良いのか?
脳外臨床大学校の中でアーカイブ視聴が可能です‼︎
最後までお読みいただきありがとうございました。
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