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脱水症状になる原因とは?水分と電解質のバランスの重要性

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!

531日目を担当します、ミッキーです。

僕のブログでは日々リハビリを行っている中で、感じたことを共有していく、疑問に思ったことを調べて共有していくといったものになっています。 

◇はじめに

先日、外来で担当している患者様が脱水症状で入院されました。

「普段から水分をあまり摂ってない」と聞いていたので摂取するように伝えていたのですが…。

外来通院に来なくなったため気になって担当のCMさんに聞いたところ、脱水を含む症状で入院したことを聞き、「やっぱりなってしまったかー」と痛恨の思いでした。

ただ、脱水症状とはどのような原因で起こるのか、どのような症状が起こるのか、あまり理解できていないことに気づきました。

そこで今回は脱水症状について上記のことをお伝えしていきます。

また、関連して過去に熱中症について書いた記事2本も添付しておきますのでお時間があれば読んでいただけると嬉しいです。

◇脱水症状とは

脱水(だっすい、英:dehydration)とは、医学において体内の水分量が不足した状態を言う。この脱水には二種類の状態が存在し、細胞外液(血漿と間質液)を失う“volume depletion"と、細胞外液中の水分と細胞内液中の水を失う “dehydration" があるが、日本ではこれらを総称して「脱水」と呼んでいる。

脱水(医療,Wikipedia,2024年7月31日

その名の通り、体内の水分量が不足した状態をさします。
その水分には細胞外液と細胞内液の両方が含まれます。

細胞外液と細胞内液については以下を参照してください。

細胞外液は、細胞外に存在する体液の総称であり、血漿と間質液より構成される。脳脊髄液などの一部の細胞外液は細胞通過液として分類される場合もある。細胞の生活環境である細胞外液は内部環境とも呼ばれ、細胞外液の恒常性の維持は生命維持において不可欠な機構である。細胞外液は体重のおよそ20%(血漿:5%、間質液:15%)を占める。
細胞内液は、体液のうち細胞内に存在するものの総称。動物種により異なるが、体重の30~40%程度を占め、細胞の種類によりその含有率は異なる。細胞膜を介して物質交換を行っており、同一の細胞であっても活動状況によりその組成は異なる。

細胞外液、細胞内液,Wikipedia,2024年8月8日

◇脱水の原因とは

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