舌における巧緻性とは?~3つの要素がポイント〜
本日も臨床BATONにお越しいただきましてありがとうございます!
572日目を担当するのは言語聴覚士のつぼさんです。
日々の臨床で普段の会話は行えている一方で、患者様自身の中で話しにくさの実感があるという方、挨拶や返事といった短い発話と比べて自由会話のような一回の発話量が多くなると話しにくさが顕在化する方がいらっしゃいます。これらの所見に該当する方は舌の巧緻性の低下が可能性として考えられます。
しかし、巧緻性について何を評価してどのようにアプローチしていけばよいのか明確に出来ていなかったのが現状でした。
そこで、今回は『舌の巧緻性』についてお話をしたいと思います。
ポイントは巧緻性とは何か?どのような要素から成り立っているのか?を明確にすることです!
エピローグ
とあるSTの評価場面の1コマです。
この患者様は舌の巧緻性の低下が考えられるな・・・。
舌の巧緻性?舌の巧緻性に対する訓練って何をすればいいんだろうか?
このように舌の巧緻性の低下が考えられる方に対して、どのようにアプローチしていいのか悩むことが多くあります。舌における巧緻性とは何でしょうか?
巧緻性とは?
まず「巧緻性」という言葉を明確にしていきましょう!
つまり、巧緻性とは『細かい動きを上手に行えること』と解釈できます。
舌における巧緻性とは?
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