デフォルトモードネットワークとは? ~脳を休めてリフレッシュ!~
本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
327日目を担当します、ミッキーです。よろしくお願いします。
今日が6月30日ですので今年も早いもので半年が過ぎようとしています。
あと半年、頑張っていきましょう!
▷はじめに
今回は少し趣向を変えて日常生活に役立つ脳科学の豆知識についてお伝えしたいと思います。
臨床BATONを読んで日々勉強している購読者の皆さんは日々臨床でのリハビリに励んでいる方が多いのではないでしょうか。
皆さんの中にはオンオフの切り替えが苦手…という方、最近ストレスが溜まってイライラしてしまうことが多い…という方はいらっしゃいませんか?
そのような皆さんはデフォルトモードネットワーク(以下DMN)が働きにくい生活習慣をしているのかもしれません。そのような方に是非読んでいただきたいと思います。
▷DMNとは
DMNとは2001年にワシントン大学の神経学者 Marcus E. Raichleさんが論文で発表したものです。
その概要は以下のようなものです。
脳は特定の課題の遂行中に多くの活動を行っていることはなんとなくは理解できると思います。
しかし、課題を遂行していない安静時においても活動が高くなる脳領域があることを証明したことは当時としてはすごい発見だったようです。
デフォルトモードネットワークの活動部位はこちらです。
ではDMNはどのような役割を果たしているのでしょうか?それによって私たちにどんな影響をもたらしているのでしょうか?
以下からお伝えしていきます。
ここから先は
臨床BATON 定期購読マガジン
全国展開している脳外臨床研究会に所属するメンバー達が、『臨床で起こる悩み』『臨床での気づき』を読者の皆様と共有し、知識と臨床を結び付けたい…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?