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実習について〜バイザーとして大切にしていること〜

おはようございます(^ ^)

本日も臨床BATONへお越しいただきありがとうございます。

臨床BATON365日目を担当するのは理学療法士のゆーすけです。

本日は実習においてバイザーとして私自身の経験や意識していることについてお伝えしていきます。
私自身が実習生だったのは10数年前で、バイザーを始めて担当した頃も10年以上経つので現在とはシステムも随分変わっています。
それでも実習において変わらない大切なものがあると思っています。

自分自身の学生時代の実習を振り返ると、メインで評価・治療させて頂く患者様のデイリーノート・レポートと見学させて頂いた患者様のデイリーノート、そこに実習先によっては文献抄読会で発表するレジュメ作成があり、毎日寝不足の日々で辛かったのが思い出されます。

しかし、当時の実習を経験して患者様を担当することの責任であったり、思考プロセスを掘り下げることなどたくさんのことがその後の臨床に活きていることは間違いありません。

当時、辛い実習の中でもなぜ続けられたかというと、目の前で患者様が回復していることを目の当たりにしたり、バイザーと患者様の関係構築をみて「あぁ、こんなセラピストになりたい」と感じたからです。

私自身はこのような体験が大事だと思っています。
このような体験とは、セラピストとして働いていきたいと感じることです。

逆にバイザーの仕事は実習生にセラピストはやりがいのある仕事だと感じてもらうことだと思っています。

実習のスタイルは変化していますが、問題点抽出、統合と解釈、治療の流れを経験することは変わりありません。

実習のスタートでは見学していて患者様の変化を感じる程度でいいと思いますが、実習を終える頃には学生自身もその変化を出すことに加わることが重要と思っています。
患者様の変化を感じ取るためには、患者様のことを考えて、考えて、考えた先に初めて少しの変化を出せたり、感じられたりします。

自分自身がバイザーをする上で、大切にしていることは実習とはしんどくてただ考える作業をするのではなく、セラピストはやりがいのある仕事でそれを感じられるためのサポートをすることです。

これからバイザーをされる皆さんの少しの参考になれば幸いです。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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