家に帰りたいを叶える為に必要動作を考える〜またぎ動作をみる上で必要なポイント 臨床編〜
本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON236日目を担当します脳外臨床研究会 触診講師・触診アシスタントの橋本一平がお送り致します。
僕自身は臨床経験12年目の理学療法士です。今まで急性期、回復期、訪問、老健、デイケア、デイサービス、そして、現在は生活期の病院で日々臨床に向き合っております。その中で、患者様が自宅に復帰する為に何が必要かを考えた時に基本的な動作に加えて、応用動作や応用歩行の必要性を感じております。
そんな私が今回お送りするブログは『家に帰りたいを叶える為に必要動作を考える〜またぎ動作をみる上で必要なポイント 臨床編〜』です。
前回のブログでは「家に帰りたいを叶える為に必要動作を考える〜またぎ動作をみる上で必要なポイント〜」を書かせてもらっていましたので、ご興味があれば一度覗いて下さい。
*気になったブログには「スキ」や「コメント」もお待ちしています。
私自身、訪問リハビリで勤務していた時に、患者様や家人様に言われたことがあります。
私自身、病院での歩行練習を思い返してみると、担当患者様が自宅復帰する為の歩行練習をしているつもりでした、、、しかし、その歩行練習に問題がありました。
実施していた歩行練習というのは、広いリハビリ室内で直線的な歩行練習ばかりを行っていました。
では、ADLの中での歩行や動作というのは、
この7つのADL歩行や動作を駆使して、自宅内での動作が行われています。
特に、方向転換、後方歩行、サイドステップ についてはADLの中でも多く使用する動作になります。これは実際に自宅内を移動する際に意識してみてください。
無意識で行っているので、ほとんどの方があまり意識していないことが多い動作であり、意識するとADLの中での多さにびっくりすると思います。
その中で今回は
『家に帰りたいを叶える為に必要動作を考える〜またぎ動作をみる上で必要なポイント 臨床編〜』についてブログを記載させて頂きます。
はじめに
前回、またぎ動作の基礎編としてブログを記載していきました。皆さんの中でもまたぎ動作の必要性を感じている方は多くいらっしゃると思います。日常生活動作の中でもまたぎ動作は重要な動作であり、かつ転倒に繋がってしまう患者様にとっては危険性の高い動作であると感じています。
うまくまたぐことができずに転倒してしまう、また、その危険性がある動作をどのようにして分析し、評価・治療していくのかが大事になります。それを今回のブログでは前回の復習を交えながら
臨床的な視点を書かせてもらいます。
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