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日常生活に大切なステップ動作の見方〜脳卒中患者の動作開始に着目して②〜

いつも脳外ブログ 臨床BATONをご購読頂きありがとうございます。
 
本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON502日目を担当します応用歩行・応用動作特化型セラピストの橋本一平がお送り致します。
 
そんな私が今回お送りするブログは日常生活に大切なステップ動作の見方〜脳卒中患者の動作開始に着目して②〜をお届けしていきたいと思います。
 
前回のブログでは脳卒中患者の動作開始における身体機能以外のポイントとは?を書かせてもらっていましたので、ご興味があれば一度覗いて下さい。


*気になったブログには「スキ」や「コメント」もお待ちしています。


はじめに

脳卒中患者のリハビリテーションにおいて、ステップ動作の動作開始は非常に重要になります。

日常生活において、ステップ動作が重要であるのはもちろんですが、脳卒中患者様にとってステップ動作は難易度が高い動作になります。

なぜかというと、運動麻痺、筋緊張異常、感覚障害、バランス障害、運動失調などの脳障害部位特有の障害や二次的な障害である筋力、関節可動域の問題など多岐にわたる障害があるからです。

その状態で、ステップ動作という正常者にとっては当たり前の動作が当たり前でなくなります。
一足を前に出すという動作は多くの要素が関係し、ステップ動作ができないことで、多くの動作がぎこちなくなり、動作の効率が低下してしまいます。

私の考えではありますが、動作の効率性というのはとても大事なことであると考えています。

動作開始におけるステップ動作というのは正常者にとっては何気ない動作であり、特に何も意識しなくても行える動作だと思います。
しかし、脳卒中患者様ではそれがとても難易度の高い動作になります。

臨床でもいないでしょうか?
「歩き出しが上手くいかない人』「最初の一歩目が出ない人」
いわゆる、歩き出しが危なっかしい人ですね。

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