サイドステップを臨床的にみる方法〜股関節以外の必要性を考える〜
いつも脳外ブログ 臨床BATONをご購読頂きありがとうございます。
本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON443日目を担当します応用歩行・動作特化型セラピストの橋本一平がお送り致します。
そんな私が今回お送りするブログはサイドステップを臨床的にみる方法〜股関節以外の必要性を考える〜をお届けしていきたいと思います。
前回のブログでは臨床を変えるための応用動作の見方〜ステップ動作から考えられること②〜を書かせてもらっていましたので、ご興味があれば一度覗いて下さい。
*気になったブログには「スキ」や「コメント」もお待ちしています。
はじめに
サイドステップの問題点は何かと聞かれて,最初にどこの部位を思い浮かべるでしょうか?
私が新人の時は、 即座に股関節内外転の関節や筋肉をあげていました。
それは間違いではないのですが、サイドステップにおいては、股関節の内外転だけの要素でできているのではなくて、
それ以外の関節や筋肉の働きによってサイドステップという動作が行われています。
私自身が新人の時には、サイドステップは全額面の動作だから、 全額面の動きの中で問題点を探していることがほとんどでした。
しかし、その問題点を評価、アプローチをしても良くならない患者様がいました。
その経験があり、股関節内外転以外の問題点を考えていきました。
今回は、股関節の前額面の問題ではなく、矢状面の動きで重要となる大腿部の筋肉に着目してブログを書かせて頂きます。
サイドステップは日常生活において欠かすことができない動作です。
しかし、学校などでは直線的な歩行のみの分析や評価 またはアプローチの方法しか教えてもらえないのがほとんどです。日常生活においては直線的な歩行だけではなくて、サイドステップや他の応用動作、応用歩行などが大きく関係しています。
これは実際に皆様が日常生活を行う上で、どれだけ サイドステップや他の応用動作を使っているのかを経験していただくことが、1番ではないかと考えています。
応用動作は着目しないとなかなか評価やアプローチをしない部分ではありますが、とても大事な要素になりますので、
今回のブログを読んでいただき、少しでも興味もしくは視点を広げて頂ければ幸いです。
1、 サイドステップ時の筋活動量
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