関節可動域制限の原因 ~ROM測定結果を考える~
臨床BATONをご覧いただきありがとうございます!理学療法士の駿太と申します!
今月は評価についてのテーマが中心となっています。私は関節可動域(ROM)測定に着目して記載したいと思います!よろしくお願いします!
ROM測定はPT・OTであればもちろん行ったことがありますよね?学生でも評価の基礎中の基礎として習うと思います。
では皆様、ROM測定の結果から、なぜ関節可動域が低下しているか、結果から推測することはできますか?また、そこからどのような治療を行うべきか、考えることはできますか?
ROM測定を行うまでは学生時代に習うので、できると思いますが、その結果を考察するとなると難しいと思われる方も多いと思います。
そこで、今回はROM測定結果からわかることや、その結果を治療へ展開させていく流れについて記載したいと思います!
◆ROMが低下している要因
ROMが低下していた場合、その原因は何かを考えることは重要です。
原因がわからなければ、それに対する治療方法を決めることも難しいですからね。ですので、まずは可動域が低下する要因として、何が考えられるかを説明していきます。
関節可動域が低下する要因は、大きく8種類に分類されます。
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