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しげを流、JYPオーディション番組の楽しみ方

 今から10数年前、韓国のオーディション番組に夢中になっていた時期がありました。2011年にMnetで放送されていた「スーパースターK 3」と、SBSの「K-POPスター」。今回、音声配信収録のために過去のオーディション番組に関する記事をいろいろ読み返していたんですが、スーパースターKは、BTSのジョングクやTWICEのモモも挑戦していたんですね。知らなかった~!

 韓国ではここ数年、K-popだけでなく、トロット(演歌)や韓国伝統音楽、合唱の分野でもオーディション番組が制作・放送されてきました。NiziU生みの親である韓国の歌手&プロデューサーのJ.Y.Pakは、昨年、自身が創設したJYPentertainmentのグローバルオーディションを2つ進行しながら、SBS主催の合唱団オーディションの審査員も務めていたんですよね。

 2023年下半期、SBSやKBSなど韓国の放送局では、また新たなオーディション番組が放送されるようです。K-popの世界的流行に伴って、オーディションへの参加者も年々多国籍化しています。これから先、韓国からどんなエンターテイナーが誕生していくのか、とても楽しみです。

 というわけで、今回の音声配信では、私が最近夢中になって見ていたJYPのオーディション番組「A2K」と「Nizi Project Season2」についてお話ししています(どちらもYouTubeで視聴可)。J.Y.Parkが審査員を務めるオーディションは、いつも心に残る名言がいっぱい。例えば、最高のパフォーマンスを披露した参加者を前にした時、彼はただ褒めちぎるのではなく、こう言います。「芸術とは、目に見えないものを見えるように表現することです。彼は今、それを見せてくれました」とかね。

 歌やダンスでなくても、文章を書いたり、絵を描いたり、料理を作ったり、何かを表現し創り出すことに向き合っている人は特に、彼が審査員を務めるオーディション番組を見ると、ハッと気づかされたり、胸に迫ってくるものがあると思います。

 トップ写真は、2022年12月にソウルで3年ぶりに開かれたJ.Y.Parkのコンサートのラストシーン。オーディションで参加者たちに指摘・アドバイスしてきたことを自ら毎日実践・継続し、ステージで最高のパフォーマンスを見せてくれたJ.Y.Park師匠。本当にすごい人です。今年もコンサートが開かれるなら、絶対行きます!

▼音声配信はこちら

《番組内容》
韓国を代表する歌手兼プロデューサーであり、NiziU生みの親でもあるJ.Y.Park(パク・ジニョン)。彼が審査員を務めた2つのオーディション「A2K」と「Nizi Project Season2」の楽しみ方について、J.Y.Parkファン歴13年のしげをが暑苦しく語っています。TWICEのデビュー前の様子、韓国デビューを控えたNiziUの今についても。/2023.10.13収録

★番組内で紹介したオーディション、YouTube番組はこちら

KBS Kpop《リムジンサービス(NiziU ミイヒ出演回)》


【しげを in Korea リンク集】
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