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この春読みたい!韓国&日本のおすすめ絵本

ポッドキャスト第40回、配信しました。今回は韓国と日本の絵本にまつわるお話です。

韓国で子育てしていると韓国の絵本に詳しくなりそうなものですが、わが家では5歳児に日本語を継承したいという思いから、平日は私が日本語の読み聞かせを担当。週末に夫が韓国語で読み聞かせているので、私はこれまで韓国の絵本をじっくり読むことがあまりありませんでした。

時々5歳児にせがまれて、韓国の絵本を韓国語で読むこともありますが、絵本に出てくる表現って簡単そうに見えて意外に難しいことも多く、息子に「この読み方で合ってる?!」とか「この言葉どういう意味??」と聞くこともしばしば。彼は知っていれば教えてくれますが、大抵は「知らない」と言うので、やっぱり読む前に予習がいるなあと思うわけです。でも残念ながら、今はそんなマメさを持ち合わせていないので、韓国語絵本はネイティブである夫に丸投げしています。

しかーし、そんなズボラ母ちゃんでも、時々自分からはりきって読み聞かせしている韓国絵本があります。それがアンニョン•タルさんの作品です。詳しくは配信の中でお話ししているので、ここではいくつか絵本の表紙をご紹介します。

左から「にんじんようちえん」、「すいかのプール」。この2冊は日本で翻訳出版されています
冬の絵本たち。左から「雪の子ども」、「冬のふとん」
左上から「メリ」、「ごみ箱の妖精」、左下から「なぜなら…」、「おばあちゃんの夏休み」
そして今回日本で翻訳出版された「また あえるよ」。文章はユン•ヨリムさん
日本語版がまだ手元にないので、韓国語の原書の中を少し

それから、不思議なご縁で作品を知ったクォン•ジョンミン作家の絵本「おかあさん観察図鑑」も、今年日本で翻訳出版されています。

右が「おかあさん観察図鑑」。赤ちゃんから見たお母さんの生態とは?左は風刺のきいた絵本「おかしな国の絵辞典」

「またあえるよ」と「おかあさん観察図鑑」を翻訳されたのは、わたなべなおこさん。番組で話しそびれてしまいましたが、東京で韓国語多読の会を主宰しているわたなべさんは、ポッドキャスト番組『わたなべなおこのクリムチェクイヤギ』でたくさんの韓国絵本を紹介してらっしゃいます。

そして復刊を心待ちにしていた日本の絵本がこちら。兵庫県の洋画家、故•大石可久也さんが絵を担当された『あさいち』。石川県の輪島朝市のにぎわいが描かれています。

利益は能登半島地震災害義援金として日本赤十字社に寄付されるそう
昨年の夏に訪れたアート山大石可久也美術館。兵庫県の淡路島にあります
この美術館で絵本「あさいち」に出会いました

★番組内で紹介した新刊•復刊絵本

『また あえるよ』
文/ユン•ヨリム、絵/アンニョン•タル、訳/わたなべなおこ

『おかあさん観察図鑑』
文•絵/クォン•ジョンミン、訳/わたなべなおこ

『あさいち』
文/輪島•朝市の人びと、絵/大石可久也


詳しくはポッドキャストの中でお話ししていますので、良ければぜひお聞きください♪

▼ポッドキャストはこちら

《番組内容》
最近立て続けに日本で翻訳出版された、韓国の注目作家さんたちの絵本を紹介。能登半島地震を機に復刊された日本の絵本についてのお話も。/2024.04.04収録

Spotify/amazon music/Google Podcast/YouTubeでも配信中


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